乳がんのニュース

川村カオリsanも乳がんで亡くなっちゃった。再発してから1年もたたないのに。ちょっと前に『Mayuココロの星』という映画のモデルであった大原まゆchanが亡くなったばかり。同じ病気の人が亡くなるニュースは本当にイヤ!耳を塞ぎたくなります。

今読んでいる本は、「乳がんと牛乳」
なんと、乳がんの原因に牛乳を含むすべての乳製品が関与しているという衝撃的な内容です。乳製品を完全に断ちきることによって再発を繰り返す乳がんを克服したという自らの経験を元にイギリスの科学者が説いているもので信憑性があります。

詳細は、本を読み終わったら、まとめたいと思います。

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ホルモン療法って思ってるより…

乳がん治療の一環として現在も行なっているホルモン療法は子宮体がんのリスクを高めるという副作用があるため、乳がんの定期検査と並行して、子宮体がんの検査も年に一度は行なうことが推奨されます。というわけで、久しぶりに婦人科を訪れました。


病院のコンピュータシステムが新しくなって間もないこともあって、先生ったらマウスを片手にパソコンの画面にかかりっきり。患者の顔を見ている時間より、パソコンに向いている時間の方が明らかに長いのは問題だと思うのだけど。もう最初のスタンスが患者ではなくパソコンに向いちゃってるのをどうにかしたほうがよいと思うわ。


ところで、このホルモン療法で現れるさまざまな副作用は、ハゲたりするわけでなく、外見上には分かりにくいものが多いため、なかなか周りの方々の理解が得られずに、苦労している人が多いようです。全身がだるかったり、気分が落ち込んだりイライラしたりするのにね。


そんな副作用があることを家族や周りの人に理解してもらうために、患者の気持ちをとっても的確に代弁してくれている冊子が、とある病院のサイトにあります。


「乳がんの手術も終わって、治ったはずなのに怠けている」なんて大誤解されちゃって苦しんでいる人がいたら、ぜひ、この冊子を利用して周りの人の理解を求めて欲しいなって思います。


ダウンロードはこちらから。


Pdf


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結果発表!

検査の結果を聞きました。「異常なし」です。


大丈夫と信じつつも、ハンサム先生の口からはっきりと「異常なし」といってもらえる瞬間は、本当に本当にほっとします。術後から4年半が経過したということで、まだまだ安心はできないけれども、再発のリスクは少しずつ減少していると考えてもよいとのこと。嬉しい結果です。こうして過ごしているうちに、ガンイチコロの新薬が開発されて認可されれば怖いものなしなんだけれど。


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さて、写真は骨チンチン、もとい、骨シンチの画像です。私のものですが、よーく見ると少し左曲がりですね。チンチンの話じゃありませんよ、背骨のことです。イカンイカン、ほっとすると、つい下ネタ好きの私の本性が現れる傾向が...。このへんでやめておきます。

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4年目の定期健診

乳がんの大型検診を久々にやりました。


どうも身体に針が刺さっている間は、口が開かなくなります。無口になるというより、口が動かなくなっちゃうんです。今回も採血や骨シンチの静脈注射の間は、口が開かなくなって、「大丈夫ですか?」とかいう問いかけにもわずかに頭を動かすことしかできませんでした。とにかく苦手です。


ところで、骨シンチなんて、乳がんでもしない限り、一生知り得ることのなかった検査だったと思います。初めてその名前を聞いたときなんて、「骨チンチン」と聞こえて、「チンチンの骨の検査か?」とまではさすがに思わなかったけれど、とにかく変な名前の検査だなと思ったことを覚えています。


この検査は、放射性の薬品を静脈注射して、数時間後、身体にその薬品がいきわたった頃、座布団みたいな平べったい特殊なカメラで全身の骨を撮影します。その薬品は、骨にできたガン細胞に反応して集積するという特性があるので、それを調べます。


撮影の間は、30分くらい身動きしないで寝ていなくてはいけないのだけど、毎回爆睡してしまい、途中で寝返りを打ったのではないかと不安になる私です。


そのほか、マンモグラフィ、肺のレントゲン、腹部&乳腺の超音波、などなどいろいろと検査をしました。結果がでるまでの一週間は、毎回、悪夢にうなされる週間となります。


早く「異常なし!」という嬉しい結果をハンサム先生の口からお聞きしたいものです。

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治療再開

8月になりましたね。


決めました!今日から抗がん剤(タモキシフェン)の服用を再開することにしました。体中に散らばっている可能性の高い乳がん細胞の成長を少しでも遅らせるために!長生きして息子たちの成長を見届けるために!


一日一錠。とりあえず3年。副作用なんてなんのその、がんばるぜ。smile


あ、言っときますけど、この薬ではハゲません。bleah

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決断のとき

久しぶりに乳腺外科の定期健診に行ってきました。ハンサム先生は相変わらずハンサムでした。


さて、希望していた第二子出産も無事に終えたことだし、授乳も終わったので、中断していた抗がん剤(タモキシフェン)の服用を再開するかどうかで話し合いをしました。


この薬の副反応として、更年期の症状が出ることと、子宮体がんのリスクが高まることがあげられます。それでも乳がん再発のリスクを抑える効果の方が大きいのなら服用する価値があるというわけです。そして、この薬の服用中は、子供を産めません。「まだ産む気かい?」と突っ込まれそうですが、赤ちゃん可愛いから、ケンタが赤ちゃんじゃなくなったら、また欲しくなりそう。それに、「妊娠中に生じるある種のホルモンが乳がん細胞の抑制をするかも」というただ一度っきりどこかのサイトで見かけた論文の可能性を私は信じたいのです。妊娠することで乳がん細胞の抑制がされるのであれば、副作用が心配な抗がん剤なんかで抑制するより、はるかに健康的で自然的って思っちゃうわけ。でもって、本気で産むなら、年齢的に、今、決断するしかないのです。産まないなら、一日でも早く抗がん剤の服用を再開したほうがいいみたいだし。


ハンサム先生に「私が先生の奥さんだったら、先生は、どう判断します?」って聞いてみました。「私が先生の奥さん」だなんて、言ったあとに、先生の奥さんになった気分に浸って、勝手に照れている私などおかまいなしのハンサム先生の答えは、


「あなたがボクの奥さんだったら、薬の服用をすすめるかな。」


でした。やっぱり不確かな論文を信じている場合じゃないのよね。産みたい自分の気持ちより、すでに存在している二人の子供のために、自分がいかに長生きできるかを最優先に考えるべきなのかなって思い始めています。


ps:ついでみたいな報告になっちゃいましたけど、胃のポリープ検査の結果は良性でした。ひとまず、ほっ。confident

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小さなハードル越え

Hai久しぶりに乳がんの経過報告。


乳がんの再発は手術から3年以内に発生するケースが最も多いと言います。私の場合、3年目の定期検査は第二子妊娠真っ最中のため見送ったので、先日、半年遅れで定期検査に行ってきました。まだ授乳中の身の上なので、マンモと骨シンチはさらに見送ることにして、今回は血液、腹部(腎臓、肝臓、脾臓、すい臓、胆嚢)の超音波、肺のレントゲンのみ。


とりあえず、今回の検査結果については異常なしということで一安心ですが、一般的ながんが5年再発しなければ完治とみなされるのに対し、乳がんの場合は10年なので、まだまだ油断はできません。まぁ、小さいハードルを一つ越えたという感じですかね。


それにしても、検査前になると普段はあまり意識していない再発の恐怖がフツフツと沸いてくるせいか夢見が悪くて困ります。転移を告げられる夢を連続連夜見てしまうのです。ほっとしたところで、昨晩はキムタクとサーフィンをする幸せな夢でした。

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超音波異常なし

本日、ワキ毛の処理を完璧にして、ハンサム先生の定期検診に行って来ました。先日の超音波の結果は、やはり乳腺が厚くなっているものの、異常は認められないとのこと。妊婦の間はマンモグラフィーや骨シンチなどの検査はできないので、次回の検診は子供を産み落としてからとなりました。しばらくハンサム先生に会えないのは残念だけど、検査結果にドキドキしなくって済むし、乳がんのことは完全に忘れて出産に全神経を傾けようと思います。

ところで、私に乳がんの告知を最初にしてくださったオンナ先生も現在妊婦になっていて、4月にママになるらしい。信頼していたオンナ先生と同級生の子供を育てられるなんて、なんだか嬉しかったりします。

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定期健診

本日、定期健診に行ってきました。
血液検査と触診だけですが、とりあえず、異常なし。
「チクショー、癌なんかに負けてなるものか!わたしは、ばばぁになるまで生きてやる。」と決意を新たにした私であります。


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再開

ホルモン治療を止めてから3ヶ月、ずーっと止まっていた生理が2年ぶりにやってきた。

2年前、そろそろ二人目を考えようかなって思っていた矢先に乳がんを告知され、さらに「治療の影響で二度と子供が産めなくなる可能性が4割」って言われたのはすごくショックだったのだけど、そのとき、「運を天に任せ、閉経したら二人目は諦め、再開したら挑戦する」って決めた。

「再発のリスク」と「二人目挑戦」とを天秤にかけて、5年飲めと言われた薬を2年でやめにしたことについて、反対意見もあるのだろうけど、やっぱり私は初心を貫くことにしたい。女性ホルモンが活発に働き出して、乳がん細胞のエサになるのかと思うと、確かにそれも怖いのだけど、えいえいおーだ!

それにしても、薬を投与している間は生理が止まって、薬を止めるとちゃんと来るって、薬の効果もすごいけど、体のしくみも神秘的。

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無事クリア

先週受けた検査の結果はすべて異常なしでした。
正確に言うとひとつだけ、「肝脂肪」に要注意ということで、乳がんとは違うところで黄信号が灯っちゃいました。コレステロール値も標準枠を少し超えてしまったらしい。そんなに油分を摂取しているつもりはないんだけどなー。やっぱり運動不足か。

それにしても、この1週間は本当にドキドキしましたー。なぜかなんでも悪く捉えちゃうんだよね。今朝、診察前に病院の売店でハンサム先生に偶然出会ったのだけど、レジで財布を覗き込んでいる先生の顔が、どうやって私に悪い結果を告知しようかとうつむいて思い悩んでいる顔に見えちゃったくらいだからね。ハンサム先生に言ったら、「テレビの見すぎ!」って一笑に付されましたけど。

私より1週間先行して、先週、結果を聞きにきていたガン友も、「異常なし」の結果をもらうまでは、かなり悲観的になっていました。いつもは「○○さーん↑」って尻上がりに呼ばれる名前が、「○○さーん↓」って尻下がりだったというだけで、「ああ、結果が悪いのだ」と思ったらしい。

うんうん、私には分かるよ。
こんな気持ちは、きっと経験者にしか分かるまい。

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2年目検診

乳がんの手術後、2年目の全体検査に行ってきました。乳はもちろん、血液、骨、肺、肝臓、脾臓、腎臓、胆嚢など、再発がないかを調べるために、いろいろ検査をしたわけです。

病院で渡されたガウンに着替えて、マンモグラフィー(乳のレントゲン)の順番を待っている間、暇つぶしに廊下に掲示されていたレントゲンに関する貼り紙を読んでみた。ピアス、ネックレス、ボタン、ファスナー、ワイヤー入りのブラジャーなどはNGというごく普通の注意事項の一番下に、ゴムひももNGとあるではないか。

「パンティーもだめか!」そう思って、わざわざ脱ぎに行ったのに、パンティーどころか、ズボンも脱がなくてよかったらしい。ガウンを脱いだらすっぽんぽんになってしまう私を見兼ねた技師は、「ガウンを腰のところでぎゅーっとしばって、スカートみたいにしてください。」って助言をくれました。乳のレントゲンを撮る為にすっぽんぽんになるなんて、さぞかしやる気満々の患者にうつったことでしょう。

...っていうか、もう何回もマンモやっているんだから、いい加減に要領を覚えろよ>私
そんな無意味な貼り紙やめてくれ>病院

とにもかくにも、結果は来週。どうかどうか、再発なんてしていませんよーに!

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肺転移?

とにかく咳がずーっと止まらない。もう3週間以上になる。風邪なのかとも思ったが、咳以外の症状は何もない。
ひょっとして肺転移?と不安になり出したところで、夫がゴホゴホと咳をしはじめた。私の咳が移った?移ったということは、私の咳はやはり肺転移に起因するものではないということだ。よかった、よかった。(決して夫の体調不良を喜んでいるわけではない。)

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終わった!

本日、24回目のゾラデックス注射をしてきました。

女性ホルモンは乳がん細胞のエサになってしまうので、この注射で女性ホルモンを抑制するべく卵巣の働きを止めていたわけですが、本日を持って、2年間におよぶこの治療に終止符が打たれました。注射がおわった瞬間、「終わったー!」とベッドの上で万歳して歓声の雄たけびをあげてしまったよ。

ハンサム先生に加えて、オンナ先生(私に最初に乳がんの告知をした医師)も診察室に顔を出してくれて、無事に治療が終了したことを一緒に喜んでくれました。オンナ先生と話をすると、告知された当時の複雑な感情が蘇えってきて、涙腺がゆるくなってしまいます。

さて、残す治療はあと3年続く薬の服用だけ。これにより再発のリスクを減少できるというのだが、いろいろ思うところがあって、ハンサム先生と相談の結果、薬の服用もやめることになりました。これで2年間止まっていた生理が無事に戻ってくるかなー?


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疑う前に

体のどこかが痛むと、どうしても乳がんとの関係を疑ってしまう。薬の副作用か、あるいは再発か...ってね。

最近は右手の親指の関節が痛い。もうかれこれ2週間以上にもなる。そのうち治るだろうと様子を見ているのだが、いっこうに良くならない。服用中の薬の副作用には関節痛ってのもあるらしいので、そのせいかなぁ?あまり長引くようならハンサム先生(主治医)に相談してみよう。

...と思っていた矢先、今日、通勤途中の電車の中で携帯電話のゲームをやっていてふと気づいた。敵キャラと戦うのに親指を使ってボタンを連打しまくっている私。親指が痛いのは、ゲームのやりすぎだったみたい!ハンサム先生に相談なんてしなくてよかったよ。

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ホットフラッシュ

18回目のホルモン注射をしました。今年はこれが最後の注射。

この注射で卵巣の働きを止めているので、面倒な生理はやってこない。それはよいのだけれど、いわゆる「あがっちゃった」状態と同じなので、更年期障害の症状が出るのが困るのだ。顕著なのが、ホットフラッシュってやつ。中医学では「骨蒸潮熱」と表現され、なんだか中華料理の名前にも見えなくないが、骨まで蒸されるように熱くなる感覚ということだろう。とにかく、突然、顔がほてって、熱くなって、赤くなる。

もー、今日なんて、「おい、そこのオヤジ、くしゃみするなら口と鼻を押さえろよ」とか思って睨んだ瞬間に顔が「ポッ」と赤くなったもんだから、「あいつ、オイラに気があるぜ」なんて、あらぬ誤解をされちまってるよ、きっと。

乳がん治療の副作用がもっと羨ましがられるようなものだったら苦労も浮かばれるというのに。例えば、シワがどんどん伸びるとか、脂肪がどんどん燃えるとかね。ハゲるとかヒゲが生えるとか、ロクな副作用がないよ、まったく。

なんてグチりつつも、とにかく今日で通院納め。ロビーにたたずむマリア様にも「よいお年を!」と挨拶をして病院を後にしたのでありました。
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診療ガイドライン

久々にまじめに病気を見つめ直す機会を与えられ、乳がんフォーラムに参加してきました。テーマは「乳がん診療ガイドラインと標準療法」。

診療ガイドラインは、各患者の置かれている状況に応じて、医師および患者自身が最も適切な治療方針を見出すための拠り所となるもの。科学的根拠に基づいて策定されています。

自分が受けている治療は本当に最善なのか?長期治療を要する病気を抱える人は、誰でも不安になると思います。

最近はさまざまな病気について、ガイドラインが策定されつつあるようだが、その浸透率には地域差があって、地方には最近話題の建築業界も真っ青のひどい現状がまだまだあったりするようだ。

幸い、私は主治医のもと、納得のいく治療を受けている(しかもハンサムというオマケつき)が、担当する医師によっては救える命も無駄にしてしまう可能性があるという事実に胸が痛む。

このガイドラインは、ガンに限らず、喘息などさまざまな疾病に関して、MINDSというHPに整理されつつあります。たとえばもし、「自分の子供の喘息の治療方針はホントにこれでいいのかな?」とか迷うことがあったらのぞいてみるのもいいかもしれません。

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薬の効果

週末もおとなしく寝ていたのに体調が回復しないので病院へ。血液と尿の検査の結果、やはり風邪ということに。
薬を5種類も処方され、言われたとおりに服用した2時間後、頭痛、悪寒がすーっと消えて、38度を超えていた熱も引いた。恐るべし、薬の効果。

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夢の聴診器

ここ数日、なんだかとっても体調が悪い。頭痛がしたり、背筋がゾクゾクしたりというところは風邪に似ているのだけれども、喉のあたりの違和感がいつもの風邪とは様子が違う。そういうわけで、内科、耳鼻咽喉科、乳腺外科、甲状腺外科のどこに行くのがベストなのか判断できずにいる。

子供の頃、車に「酔う」という表現を知らずに、「おなかが気持ちわるい」と親に訴えたところ、正露丸を飲まされたことがあるが、大人になっても体の不調を正確に伝えるのは難しい。

あの聴診器ってやつが、痛みや症状なども正確に伝えてくれればどんなにいいかといつも思う。医師だって、いろんな痛みを身をもって体験して経験を積めば「あ、この部位がこういう風に痛むときは、あの病気だな。」と即座に判断できるし、誤診も減るかもしれないのに。

そもそも人間にとって実現不可能なことは思いつくことすらないらしいから、私なんかが思いつくことは実現可能なんだろう。近い将来、そんな夢の聴診器が開発されるのを期待しよう。

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軽くない?

本日もホルモン注射を打ちに...というか刺しに病院へ行ってきました。今日の注射は今までにないほどの痛みでした(泣)。しばらくまともに動けなかったほど。

この注射は、贅肉が多い人ほど痛みを感じなくて済むはずなのに、こんなに痛いなんて...。え?もしかして、贅肉が薄くなった?

いやいや、そんなはずはない。この前、観月ありさのCMのマネをして、おなかの肉をつまみながら「かるくヤバイ...」って言ったら、「かなりヤバイの言い間違いでしょ?」って言われたくらいだからさ。

観月ありさと言えば、私が愛読している「実録鬼嫁日記」というブログがドラマ化されることになり、主役の鬼嫁を演じるらしい。ここの夫婦のやりとり、ホントに笑えます。

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ビョウインとビヨウイン

14回目のホルモン注射を受けにビョウインへ。この注射も残すはあと10回。ようやくカウントダウンできる回数となりました。といっても、まだまだ先は長いな。

ビョウインのあと、その足でビヨウインへ。
ズラみたいなヘアスタイルを何とかしてくださいとお願いし、ついでに伸びてきた部分を染め直してもらいました。

ビョウインで約2万円、ビヨウインで約2万円、合わせて4万円の出費。
はぁー、はたらけど、はたらけど...石川啄木の気分です。

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がん封じ寺

tera明日から行く「愛・地球博」のために愛知入り。せっかく愛知まで来たので、ちょっと寄り道して癌封じ寺(西浦山無量寺 )ってとこに行ってきました。

寺の本堂にある押入れのふすまみたいなドアを入っていくと、中が洞窟につながっていてなかなかおもしろい。
kannnon洞窟の途中に鎮座している仏を、備え付けの巨大綿棒みたいなものでスリスリとなでると、なでた部位にごりやくがあるらしい。一緒に行った息子は、仏様のムスコの部分にしか手が届かないらしく、そこを一生懸命ゴシゴシしていました。まだ三歳前なのに、そこだけすごく元気になっちゃったらどうしよう?
なんてどうでもいいシモネタはおいておくとして、ema
ここの絵馬には人体の絵が描かれていて、健康を願う部分を黒く塗り潰すようになっています。私も、右胸を黒く塗りつぶして奉納して参りました。

ところで、これでもわたし、クリスチャンなんでした。洗礼を受けるときに、「あなたと神様は、手首同士を握り合ってつながっています。あなたが手を離すことがあっても、神様が離すことはありません。つまり、あなたと神様が離れることは決してないのです。」と牧師さまから言われたのをいいことに、気軽に他の宗教に手を出してしまう浮気者なのであります。でも、本命はイエス様なので、お葬式はキリスト教式がいいなー。(って、万が一のためにここに遺しておこう)

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そんなホントのこと...

友人と待ち合わせをしてバリレストランでエスニックランチ。
久しぶりに会った友人が私を見て言ったこと。

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確かに、当たってるよ...(哀)

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結果報告

先週の検査の結果を聞きに行ってきた。午前9から始まる診察は、その時間帯に予約があれば受付順に診てもらえる。早く受付を済ませるべく、9時前に病院に着いたというのに、すでに5人の先客がいた。

待合室前の廊下でオンナ先生(最初に私に乳がんを告知した医師)に偶然ばったり会う。私としては、立ち話のひとつやふたつしたかったのだけど、オンナ先生は9時開始の診察に向けて急いでいたようで、挨拶だけでそっけなく診察室の方へ消えてしまった。

そこで、またまた、私の妄想が膨らんでしまうのであった。
オンナ先生が、「元気にしてる?」とか聞いてくれなかったのは、きっと、私の検査結果を知っているからだわ。「元気?」なんてとても聞けない理由があるに違いない。
...とかね。

診察室も、いつもはハンサム先生のいる場所へ通されるのに、今日は、ハンサム先生の声が隣から聞こえてくる別のブース。そこには、レントゲンの画像を写し出すためのライトボックスや、エコーの画像を表示するモニターなどが用意されていた。

ブース越しに「異常なしです。術後2年たちましたから注射はおしまいです。」と説明しているハンサム先生とそれに明るく応える患者さんの声を聞きながら、「ここにはどんな画像が写し出されてしまうのだろう」と目の前のライトボックスを見つめてじっと待つ私。看護師の態度までがなんだか妙によそよそしく感じられる。

NEC_0206ようやくハンサム先生が登場し、ひとつひとつの画像を説明してもらいながら、最後に「・・・というわけで、どこにも異常はありません。」と言われたときの安堵感といったら!ハンサム先生が一段とハンサムに見えたよ。

骨シンチの結果に「前回と比較すると頚椎に集積が見られるので経過観察をするように。」とコメントされていたことが気になると言えば気になるけど、ハンサム先生いわく、「骨シンチはいつも結果を大げさにコメントしてくるんです。この画像を見る限り心配はありません。」ということなので、今回はそれを信じることにする。

そういうわけで、またひとつ壁をクリアできたかな。

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止まらない妄想

午前9時の血液検査に始まって、最後の検査が終わって開放されたのが午後4時過ぎ。ふぅー。

それにしても、検査技師達の一挙一動、一言一句が気になるよぉ。
特に、超音波の若い検査技師は最悪。一通り終わったあとに、「ちょっと確認したい点がありますので、上のものを呼んできます。」と、部屋を出て行こうとする。「どこか、悪いのでしょうか?」とたずねる私に、「い、いいえ、それは大丈夫です。」って口では言ってるけど、顔がひきつっていませんかー?

不安な気持ちで待っていると、熟練らしい技師がやってきて、私の左の横腹から背中のあたりを再度エコーで確認する。「あ、これね、このくらいなら正常範囲だから、大丈夫。」というようなことをヒソヒソ言っていたように聞こえたが、なにせ私に向かって言っているわけではないので、よく聞こえない。おまけに、人体解体図が頭に入っていない私には、どの臓器の話をしているのかもよくわからない。とにかく「大丈夫」と聞こえたことを頼みに、その場をやり過ごしてしまったが、やっぱり気になる。

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若い技師:「患者さんの臓器にあやしい点があるので、確認していただけませんか?でも、私が『上のものに確認させてください』なんて言ってしまったものだから、悪い所見があったことを勘付かれてしまったようです。」

熟練技師:「それはまずいな。検査結果は主治医の口から伝わるようにしないといけないからね。僕たちから直接結果を伝えることはもとより、それを悟られないようにしないと。」

若い技師:「はい、それは心得てます。ですから、『大丈夫』という素振りで部屋を出てきたのですが、顔に出てしまって...。気づかれてしまったかもしれません。」

熟練技師:「そうか。では、私が行って『大丈夫』というようなことをわざと患者に聞こえるように言って安心させることにしよう。本当の所見については、あとで説明するよ。」
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なーんてやりとりが私を待たせている間に部屋の外であったんじゃないかって、どんどん膨らむ勝手な妄想。
とにかく、すべての結果は一週間後にハンサム先生から聞かされることになっている。ながーい一週間になりそうだ。

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明日のメニュー

術後一年検診ということで、明日、術後初めての大掛かりな検査をやります。おっぱいはもちろん、血、骨、肺、肝臓など、もろもろ調べます。

仕事を休むという私に、一瞬、羨ましそうな顔をする夫。おいおい、勘違いしないでよ、確かに仕事は休めるけど、こんな一日がかりの検査、羨ましがられることなんて何ひとつないんだから...。


yoyaku

ところで、いったい、いくらかかるんだ?(怖)


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オフ会

土曜日、オフ会と名の付くものに初めて参加してみました。
集まった人はみんな乳がんなのだけど、はたから見たら「どこの体育会系のおばちゃま集団?」ってくらい、みんなパワフル。消化器系の病気じゃないので、食欲も旺盛だし、「この病気にお酒はNGなのよねー」と言いつつ、ビールは泡の出る水といわんばかりの飲みっぷり。そんな先輩乳がん患者の元気な姿というのは頼もしい限りです。

いろいろ話を聞いてみると、やはりホルモン治療による体重増加の副作用はままあるらしく、私の隣に座った人は半年で10kgも増えて薬をやめたと言っていました。10kg増えても明らかに私より細く見えましたけどね。うーん、私もまじめに体重管理をしないとやばそうな気配。なんか、じわりじわりとおしりが膨らんでいる気がするんだよねー。

ところで、オフ会では当然ハンドル名で話をするのだけれど、もう少しマシなハンドル名にしておけばよかったと後悔。自分のハンドル名に音が付くと、なんだかちょっぴり気恥ずかしかったです。子供の頃通っていた英会話スクールで勝手に英語名をつけられ、会話の練習で「スージー」と名乗らなくてはいけなかったことを思い出しました。当時も、この顔でスージーなんてスジが通らないよと気恥ずかしい思いをしたものです。

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一句詠む

ここんとこピンクリボン大賞のコピーネタを考えていたせいか、頭の中が俳句モード。別にコピーだから、五七五にする必要はないんだけどね、でも、やっぱり俳句のリズムは言葉のすわりがいい。

ハイクブログなんていうサイトを見つけたので、私も一句詠んでみました。

haiku01

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がん保険

私は20代前半から、がん保険に加入していた。「備えあれば憂いなし」というよりも、マーフィーの法則ではないが「備えている人に限って、使わないで済んじゃうものよねー」という気持ちで、半ばおまじないのようなつもりで加入した。

それなのに、使うことになってしまうとは想定外。とにかく、ないよりはマシなのだが、あまり深く考えずに加入した上に、一昔前の保険のためか、融通がきかないことが多い。がんになってしまった以上、新たに加入できる保険はないので、このまま継続するしかないのだけど、ほんとはこうだったらなー、という点がいろいろあります。

その1:ガンと診断されたときにもらえる「診断給付金」が、初回しかもらえない
つまり、再発しても、もうもらえない。それどころか、違う種類のガン(たとえば子宮ガンとか)にかかっても、もらえない。最近の保険には、再発も含め、「何度でも」もらえるものもあるようです。
また、ガンと診断されてから一定期間元気に過ごすと、お祝いの給付金がもらえるというのもあるみたい。

その2:ある程度の日数入院しないと、給付金がもらえない
入院給付金とは別に、退院後の通院にかかる費用を保障してくれる「通院給付金」というのがありますが、私の保険は、20日以上入院していないと出ません。しかも支払われるのは退院後180日間だけという制限付き(治療は最低5年は続くのに)。入院日数に関係なく、支払日数は無制限で保障してくれる保険がいいです。(あるかどうかは不明です)

その3:ごく初期のガンだと、給付金がもらえない
子宮ガンや大腸ガンなどで、上皮内にとどまっているごく初期の場合は、給付金がもらえません。最近の保険は、ごく初期のガンでもそれなりに保障されるものが多いみたいですね。

その4:ガンになったのに、まだ保険金を払い続けている
当たり前だと思っていたのだけど、聞くところによると、ガンになったら、それ以降の掛け金を支払わなくても、死ぬまで保障が受けられるというオプションのある保険があるらしい。

とにかく、「こんなはずじゃなかった....」ってことにならないように、自分の加入している保険の保障内容をきちんと確認しておくことをおすすめします!

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七夕の日に

七夕の日はだいたい雨が降る。しかも雷つきの。
今日も例外ではなかったけど、彦星と織姫は一年ぶりの逢瀬を無事に果たすことができたかしらね?

一年ぶりと言えば、七夕の今日、同じ日に入院&手術したガン友とほぼ一年ぶりに会いました。天の川のようなロマンチックな場所ではなく、病院でというのが難ですけど。

お互いに無事に一年が経過したことを喜び合いました。想いは同じ。こうやって、一年ずつをずーっと何事もなく過ごせますように。

その後、私は、初めて子宮体がんの検査をしました。子宮頸がんの検査に比べると、ちょっと痛い感じ。この検査も1年に1回と言われているので、七夕の日って忘れにくくていいかもね。

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父の日に思う

父の父は、父がまだ若い頃、膵臓ガンで亡くなったという。
なので私は父方の祖父を知らない。
自分の親をガンで亡くし、今度は娘までガンになってしまった父の心境はいかばかりか?

ところで、私の天然ぶり(パーマもボケも)は父ゆずりかもしれない。
めったに肉を口にしない父とステーキハウスに行ったときのこと。
肉の焼き方を聞かれて、「しょうが焼き」と真顔で答えた父である。

そんなカワイイ父に、親も子もガンで亡くすなどという可愛そうな思いをさせてはいけないと強く思うこの頃。

今日は父の日。
無類のピーナッツ好きの父に、落花生バラエティセットを贈りました。

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11回目のゾラデックス

11回目のホルモン注射の日。
毎月、左右交互にお腹に打つ。今回は左側。
最初の頃は、手帳に「右」、「左」と書きとめて、注射のたびに手帳を開いて几帳面に確認していたものの、最近は看護師さんまかせ。

本来のいい加減な性格によるものなのか、病気に対する警戒心のようなものが慢性化して薄れたのか?
どちらにしても、病気への構えすぎない態度は、悪いことではないと思うから、あまり気にしないことにしよう。

ところで、私は、去年の明日入院するのです。

思えば、このブログは、入院先の病院から家族や友人に近況を伝えるために始めたのでした。
あれから一年。何でも3日坊主の私にしては、よく続いたものです。

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ズラよ、さらばじゃ!

アツイ。もうやってらんない。
ってことで、勇気を出して自毛デビューしました。
お世話になったズラよ、さらばじゃ!こんりんざいキミの世話にはならないよ。

...っとその前に、別れを惜しんで息子にかぶせてみる。
息子の変貌ぶりを見ると、ヘアスタイルが人の印象を変えるとても重要な要素であるということが分かります。
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で、肝心の私はといえば、名画「悲しみよこんにちは」のジーン・セパーグを目指したのですが、欲目に見ても、「水前寺清子風」という感じ。ジーン・セパーグになるには、顔もいじらないと無理です。
ま、いっか。そんな私を一目みたいという物好きな方は、こちらをどうぞ。

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注目されると困ります

オフのときは、ズラをはずして、帽子をかぶって出かけます。
で、昨日は、飲み屋で知り合った仲間の飲み会にこのスタイルで参加しました。

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帽子の下は、東野こうじ風のヘアスタイルなので、これを脱ぐ勇気はまだありません。

それなのにみんなは帽子の中身に興味津々。
「まぁ、ちょっとだけなら...」と帽子を脱ごうとした瞬間、みんながいっせいに会話を止めて身を乗り出す。

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そんなに注目されたら、脱げませんってば。
今回は保留にしました。

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そんなぁー。

友人のブログに影響されたのか、夫が突然風水に懲りだした。
夫のにわか風水によると、我が家の玄関の方位は、私にとって「絶命」にあたるらしい。

絶命って...。
とは言え、引っ越すわけにもいかないし、玄関の位置を変えるわけにもいかないし。
すると、絶命を回避する方法があるという。玄関に竜の置物と水槽を置くというのだ。

え”-っ!玄関に竜の置物だぁー????
うちにはまったく不釣合い。っていうか、ヤダ。そんなもので玄関を飾りたくないよ。

ぜんぜん乗り気じゃない私に反し、Yahoo!オークションの夫のウォッチリストには、こんなものがリストアップされていた...。
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やるき満々の彼を誰か止めてくれー。

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待ち時間にやったこと

今日はホルモンデー。ホルモンを食べる日ではない。ホルモン注射を打つ日です。
そして、3ヶ月に一度のハンサム先生の診察日でもあった。
診察がある日は待ち時間も長い。暇を持て余した私は行動に出たのだった。

病院内の床屋へGO!先日、トルコの美容院でヘアカットをしたことを思い出してしまった私はもう怖いものなし。赤と青のくるくる回るネオンに導かれるようにドアの中へ入ってしまったのだった。

病院内にあるだけあって、どういう経緯でこのようなヘアスタイルになったのかも話しやすく、おまけに、襟足をそってもらったり、マッサージまでしてもらって、2000円。安いし、時間も有効活用できたし、すっきりしたし、大満足。

ところで、抗がん剤の影響か、白髪がすごい増えたのよねー。以前はまったくなかったのに。ハンサム先生に訴えたら、「年のせい」だと。ハンサム先生ったら、甘いマスクで辛口です。

ところで、本日の質問内容は次の通り。

Q:5年生存率とかって、乳がん以外で死亡した人のデータも含まれています?
A:YES。事故など、他の原因で死亡した人も含まれます。

Q:その5年とかって、いつからカウントして5年なんですか?
A:手術日を基準とすることが多いかな。診断日とすることもあります。

Q:子宮体がんの検診はしなくていいんですか?
A:1年に1度は検査しておいてください。

以上。
もっとマシな質問はできないものかというような内容ですいません。

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因果関係

地毛デビューに備えて、いろいろ情報を収集中。
伸び始めの毛先6cmくらいは、抗がん剤の影響を受けることが多いようで、ストレートの人ですら縮れ毛になってしまうらしい。私の場合、もともと癖毛なのも手伝って、収集がつかなくなるのは当然のことのようだ。

縮毛矯正について調べようとネットサーフィンをしていたら、あるサイトに次のようなことが記載されていた。
「縮毛矯正剤は普通のパーマ液の5倍もの毒性をもつ」
「パーマ工程で発生するガスの毒性は、胎児に影響したり、乳がんなどの発生率が高いことで知られており...」

え?そうなの?
確かに私、縮毛矯正を頻繁にしていたけど。
先日読んだ20歳そこそこという若さで乳がんになってしまった女性の体験記にも「ストレートヘアにこだわりがあり、高校生のころから縮毛矯正をしていた」というようなことが書かれていた。これって、ただの偶然?

もしかしたら、乳がんと縮毛矯正用パーマ液の間には何かしら因果関係があるのでは?
うーん、でも、そんなこと言っていたら、世の中の美容師はみんな乳がんになってしまうということになるか。

実は、ほかにも独自に乳がんとの因果関係を疑っているものがいくつかある。
①乳がんと差し歯
②乳がんと冷え性
③乳がんとお酒を飲むと顔に出るタイプの人

要は、全部自分にまつわることなのだけれど、いつか調べて統計をとってみたい。もしかしたら大発見につながるかも????

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体験!女性専用車両

先日、導入されたばかりの小田急女性専用車両に乗ってみた。
学校もずーっと共学で、女だけという世界に身を置いたことのない私にとって、女しかいない空間って、すごい違和感。

「これだけ女がいたら乳がんなのは私だけじゃないだろう...」なんて想像し、「アメリカでは8人に一人が乳がんだもんなー」と考えながら、8人一組のグループを勝手に頭の中で作って、ここに一人、あそこにもう一人...などとやっている。

この車両にはざっと200人くらいの女がいるから、200÷8=25で.....25人も乳がんの人がいるのかー。
はた迷惑な瞑想は止まらない。

最後には、車両全体が女性ホルモンで充満しているような気がしてきた。女性ホルモンで増殖するタイプのがんの持ち主である私としては、女性ホルモンが空気を伝わって自分の体に染み入るような気がして苦しくなってしまった。もちろん、勝手な妄想なのだけど。

この車両に乗ってしまったことを後悔。
だいたい、この車両、他の車両に比べて、ぜんぜん混んでるし。
しかも、よく考えてみれば、ここ数年痴漢になんて遭遇していない私。確実にターゲットからはずされているし。

たぶん、もう女性専用車両には二度と乗らないな。

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地毛デビュー間近?

仕事の関係で西麻布にある大手製薬会社へ。
フロア全体が見渡せるテーブルに通され、待つことしばし...。
暇をもてあました私は、フロアの様子をすみずみまで観察する。日本人に交じって、ドイツ人、中国人、インド人など(たぶん)が、流暢な日本語を操って仕事をこなしている。さすが、グローバルな会社だ。あらゆる病気をやっつけるべく、最先端の薬がここから世の中へ羽ばたいて行くのねー。がんの薬も研究されていると思えば応援せずにはいられない。フロアの片隅から「がんばっていい薬を作ってね!」と心の中でエールを送る。

ところで、担当者はまだかな?
すると、「すいませーん、お待たせしてー。」と、担当者が顔を出した。「まだ少し時間がかかりそうなんです。お時間は大丈夫ですか?」
聞くと、「午前中に終わるかどうか...」などと言っている。おいおい、お昼までまだ2時間もあるぞ。

このまま待っていても暇だと判断した私は、携帯の番号を伝えて、近くの骨董通りをぶらぶらと散歩しながら待つことに。おしゃれなカフェにおしゃれなブティック。南青山という場所柄か、コンビニだっておしゃれ。
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そして、おしゃれな美容院が目についた。

暇だしなー。この際だからカットして、地毛デビューでもしちゃおうかなぁ?
でも、評判も知らない美容院に、飛び込みで足を踏み入れるのは勇気がいるなー。

と踏みとどまっていると、「よく言うよ。あんた、旅行先のトルコで、バスの待ち時間が暇だと言って、そこらの美容院で言葉も通じないまま身振り手振りでカットしてもらったことあるじゃないよ!」と、もう一人の自分が、余計なことを思い出す。

そうだった!トルコのわけのわからない美容院(わけのわからないのは私の方だったはずだが)でカットができた私にとっちゃ、このおしゃれエリアの美容院のクオリティに問題あるわけがない!よし。

とやる気を出して美容院へ向かおうとする私に、「おいおい、そんな髪型を激変させて戻ったら、製薬会社の担当者がびっくりするよ!」と、これまたもう一人の冷静な私が止めに入る。

そうだよなー。高いお金を出してカット&セットしてらった頭の上からまたズラをかぶるのも、なんかもったいないしなー。今日のところはやめておくか。

すんでのところで、地毛デビューを果たせなかった私なのでした。

その後、無性に美容院に行きたくってしょうがない。週末に行ってこよぉっと!

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去年の今頃

ゴールデンウィークが明けてしまった。楽しい時間が過ぎていくのはあっという間。
でも、振り返ってみると、一年が過ぎゆくのも早かった。

去年のゴールデンウィーク明けに、私は乳がんの告知を受けた。
4月の終わりに受けた検査で、「結果はゴールデンウィーク明けに」と言われ、去年は不安なゴールデンウィークを過ごしたことを覚えている。「でもまぁ大丈夫だろう」と思いながら。

診察室に入ると、「今日はお一人ですか?」なんて聞かれ、「いつも一人なんだから当たり前でしょうよ」と思ったのと「そんなこと聞くってことは、結果が良くないのね」と悟ったのが同時だった気がする。
告知は淡々とされ、それを受け止める私もすごく淡々としていた。「ふーん、そうなんですかー。へぇー。」って感じで。今思えば、「クラスⅤ」、「浸潤がん」、「センチネルリンパ節」、「術中迅速病理」、「骨シンチ」などなど、初めて耳にする単語だらけで、医師の説明が頭を素通りしていたからかもしれない。

「そのうち息子にきょうだいを」と思っていた私としては、気がかりなのは、出産に関すること。「子宮の病気じゃないんだから関係ないだろう」と思いつつ「出産には影響ないですよね?」と聞いてみたところ、答えは「あります。」だった。乳がんを告知されたことよりも、もう子供が産めなくなるかもしれないという可能性の方が何十倍もショックだった。

「じゃぁ、今すぐ妊娠しますから、もう一人、出産を終えてから、乳がんの手術じゃだめですか?」とアホな質問をしたっけ。もちろん即効却下されましたけど。

「告知を受けると頭が真っ白になって、その後のことは何も覚えていない」なんていう状況をよく耳にするけど、私はいろいろと覚えている。

ちょうど、その日は、病院がコンピュータの新しいシステムを稼動させた初日で、医師もその他のスタッフもなれない操作になんだかとてもあたふたしていた。いつもならイライラするはずの私が、それを横目で見ながら、「もしかしたら、このあたふたで、データが誰か他の人のものと入れ替わってしまったのかも。このがんのデータは私のものではなく他人のものかも。」なんて希望を抱いてみたり。

夫に「ガンだった。ガーン。」というおやじギャクなメールを送ってみたり。

結構、余裕のある自分のようだったけど、でも、すべては、本能が「落ち込むな!元気だせ!」って精一杯、自分を励ましていたんだって思います。

告知1年記念(そんな記念日はいらない!)を迎えて、なんとなーく、当時を振り返ってみました。

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またまた写真展やってます

この連休中に、ワタクシ、またしても写真展に出展しています。
今度はフジテレビのカメラマンやその関係者の方々に混ぜてもらっての出展です。
場所は偶然にも前回と同じく大崎のo美術館にて。5月4日まで。
ゴールデンウィーク、お金もないし、行くとこないし...っていう方、ぜひ、ご来場くださいませ。

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濡れ衣

先輩からお借りした高級ズラ2つを婦人専用のズラ専門店にメンテナンスに出しました。
で、本日引き取りに行きました。でも、取りに行ったのは、私ではなく、夫。
ズラを預けた百貨店の近くを別件で車で通るというのでお願いした。

大きなズラの箱を2つ抱えて帰ってきた夫との会話。
「俺、男だから、すごーく、疑わしい視線で見られたよ。」
「え?女装趣味とか?」
「そう。俺のヘアスタイルが追い討ちをかけてるみたいだった。」

そういう夫のヘアスタイルは、坊主頭。
「女装が趣味でカツラをかぶりやすくするために坊主にしている」と思われたというのだ。
そんな中、大きなズラの箱を2つも抱えて店を出る夫の背中に刺さる視線が痛かったと。

「そりゃあ、あなた、考えすぎでしょうよ。」といいつつも、吹き出さずにはいられない私なのでした。

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髪が伸びてウキウキ

髪が伸びて、何がウキウキかって、「おしゃれが楽しみ」とか、そういうわけではない。
伸びた髪の毛が内側からズラを押し上げるので、ズラがウキウキなのだ。
なんだか、ズラが「ワタシ、ズラです!」とものすごくアピールしている感じで、いかにもズラっぽい頭になってきた。気候が暖かくなってきたのも手伝って頭も蒸れるし、そろそろ地毛デビューするべきなのか?

でも、やっぱり、かぶりものなしで表に出るのはまだちょっと勇気がいるんだな。
先日、韓国旅行に一緒に行った友人達は、一緒に入ったお風呂で、「もう地毛でも全然オッケー!」とか「かわいい」なんて言ってくれたけど、その一方でおじさんに見間違えてるからね。あまり、信用できるコメントではない。

しかも、私はもともとすごい癖毛で、朝起きるとありえない髪型になっていて、それを修正するよりも、ズラをかぶってしまったほうが楽チンなのだ。

とりあえず、縮毛矯正でもしてみようかと、美容師の友人に「やってー」とメールしてみたところ、「髪の毛の長さが最低10cmないとNG」との返事。あと半年我慢しろだって。
この夏をどうやって乗り切ろうかなぁ???
うち、クーラーないし。
気分はウキウキとは対称で、どよよーーんって感じだわ。

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痛み止めの効果

韓国旅行からの帰りの飛行機でうまく耳抜きができず、それからずーっと耳が痛い。耳鼻科に行ったところ、「航空性中耳炎」と診断される。これは、飛行機に乗ったときなど、気圧の変化に鼓膜がうまく対応できずに発症してしまう中耳炎である。飛行機なんて数え切れないほど乗っているが、こんなことは初めてだ。特に鼻炎だったり風邪を引いているときは、耳管などの炎症により圧力調整がうまくできずに発症しやすくなるらしい。なるほど、ここんとこ、鼻かんでばかりいたからな。

耳鼻科で炎症をおさえる薬と痛み止めを処方される。「痛み止めはがまんできないときに飲んでください。」なんて言われると、抗がんのための薬を飲んでいる私としては、「強い薬なのかな?飲み合わせは大丈夫かな?」と心配になる。とりあえず、がまんできない痛みじゃないし、やめておくことに。

そのまま、ホルモン注射のため、病院をはしご。
それでなくても、韓国旅行でおなかをごりごりされた名残(詳しくはこちら)で、おなかがいたいのに、そこへ追い討ちをかけるかのごとく注射を打つなんて気が重い。

「あ!さっきの痛み止め...」

...というわけで、注射の痛みを止めるべく、耳のために処方された痛み止めを飲みました。待合室で注射を待っている間に、耳の痛みは完全に消え、よく効く薬に期待を高める私。そして、いよいよ注射の段階に...。

そんなもん効果があるはずもなく、いつも通りに痛いホルモン注射なのでした。(泣)

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韓国旅行

いやぁー、旅をすると、なぜか毎回珍道中になってしまうのですが、今回は本当に死ぬかと思いました。だって、韓国へ向かう機内の、しかもほぼ隣の席から、突然白煙がもうもうと上がって悪臭が充満し出すんだもん。機体が燃えているに違いないと思ったよ。
「老衰以外で死ぬとしたら乳がんだと思っていたのに、飛行機事故なんて想定外。」
「せめて、行きの飛行機じゃなくって、帰りの飛行機にしてほしかった。」
...などと、とっさに考えたけど、通常は、家族へおもいを馳せるものではないのか?
あるいは、これまでの楽しかった思い出が走馬灯のように浮かんでくるとか...。
なのに、私ときたら、「何?あのおじさんのジャケット、背中にBIGS BUNNYって書いてある!パッチモンにもほどがある!」なんて、他人の洋服にケチまでつけちゃったりして。
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何はともあれ、たいしたことはなく、無事にソウルに到着。詳しくはこちらの友人のレポートをご覧ください。

それにしても、「反日感情高まる中、いじめられたらどうしよう」なんていう心配をよそに、私はすっかり現地の人に溶け込んでいたようです。友人のひとりは私がすぐ後ろに立っているのにもかかわらず、私の姿をきょろきょろと探しているし。「あ、現地人と同化していて気づかなかった。」だって。別の友人は、「小さい変なおじさんがいるなーと思ったら...。」それが私だったという。「おばさん」じゃないんだよ、「おじさん」だよ!さらには、私を写したデジカメの画像を見て、「年齢不詳、性別不詳、国籍不詳」とまでいっている。もしかして、私、別な意味でいじめにあってた?

でも、今回の旅メンバーは、仕事にプライベートに海外をあちこち飛び回り、普段から多国籍の人種に囲まれて仕事をしている外国慣れした人達ばかりだったので、超らくちーん!でした。だって「どうするー?」なんて聞かれることなく、すべてがお膳立てされて、私は犬のようにしっぽを振って付いていけばいいだけなんだもん。おかげさまでソウルを満喫できました。詳しくはこちらの友人のレポートをご覧ください。

そして、さらには、こちらの友人のレポートも。レポートまでもパクるとは、どこまでも人任せな私です(3日目のレポートはまだかな?)。

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電車内の出来事

風邪を引いて体調不良の私は、今日もロマンスカー通勤!
いつものように携帯電話でチケットを購入して、いざ自分に割り当てられた座席へ行くと、そこには若い女の人が座っていた。「ん?ダブルブッキング?」

よくよく確認してみると、その女の人の特急券は、私が乗り込んだ駅までのもの。本来ならば、そこで降りなければならなかったのだ。「すいません」と言い残して、彼女はどこかへ消えていった。

若い人でよかった。これがお年寄りだったら、いくら相手の過失とは言え、それを追いやって自分が座る(座るのかい?)のは気が引ける。一件落着して、座席に落ち着いたら、昔の話を思い出した。

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混雑した新幹線に乗り込んだところ、目に付いたのは、隣の車両のがらすきのグリーン車。その場で意気投合して仲良くなった日本語ぺらぺらのアメリカ人と「あっちに座っちゃえ!」と示し合わせてグリーン券のないままグリーン席へ。

当然のことながら、そこへ車掌がやってきた。
すると、さっきまで流暢な日本語をしゃべっていたアメリカ人は、突然、日本語が分からない振りをするではないか。自分ひとりだけ悪事を逃れようとするなんてひどい!

困った車掌は、「あなた、この人の友達でしょ?グリーン券がないとだめだってこと、ちゃんと説明してよ。」と言い、説教を続ける。いたたまれなくなり、「ワタシ、ニホンゴ、チョットシカ、ワカラナイアルヨ。」ととっさに中国人になりきり、日本の常識が通用しないと判断されたふたりは、その場をなんとか逃れたのだった。もちろんグリーン車は追い出されましたけど。
==========

あ、コレ、私の話じゃないですよ。
15年くらい前に聞いた友達の友達の話です。

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夢見が悪いと思ったら

どうも私は、緊張の糸が切れると風邪を引くようだ。
前回は、抗がん剤治療が終了した直後に、「もう感染症にかかってもナーバスにならずに済む」とほっとして風邪を引いた。今回は、無事に写真展を開催できたことにほっとしたようだ。

「風邪には睡眠が一番!」と思っているのだが、2歳の息子が夜中に自分の寝床から移動してきて私のベッドにもぐりこみ、縦横無尽にふるまうので私としては寝た気がしない。おまけに夢見も悪く、なぜか脳の手術をされている私に、気分が悪くなった執刀医が倒れこんできて、その重みでにっちもさっちも動けずに苦しんでいる途中で目が覚めた。

見ると私の上には15kgの息子がふんぞり返って寝ていた。動けなくて苦しい夢を見たのはこの子のせいね。それにしても、なぜ、脳の手術?脳転移の予知夢ではありませんように...。

「夢の内容を人に話してしまうと、その夢は正夢にはならない」と聞いたことがあるので、ここで話しておきます。

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写真展やります!

明日、4月9日(土)から、大崎の美術館でグループ写真展を開きます。
詳細はこちら

今回のグループは、以前、通っていた写真学校の仲間、総勢15人。
毎回、1点だけ共通のテーマで作品を出展して、その他の写真のテーマは自由。
今回の共通テーマは「白」。15人のそれぞれの視点から、いろんな「白」が集まるはず。

自由テーマの写真は、私の場合、「しりとり」、「携帯電話の写真たち」、「子供たちの表情」の3分野で展示しています。乳がんに関係する写真も1点だけしのばせました。でも、どれがそうなのか絶対にわからないと思うのであらかじめネタをばらしておきますが、「携帯電話の写真たち」の中の東京タワーの写真に、ピンクリボン(乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の大切さを伝えるシンボルマーク)が写っています。

お近くに足をお運びの際には、ぜひ、のぞいてみてください。もちろん入場無料です。

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さぼり癖

「磯野カツオ」だったヘアスタイルがちょっと伸びて、「デビュー当時の森昌子風」になりました。「ああ、あんな感じね。」と、そのヘアスタイルをイメージできる人は、間違いなく自分の干支がすでに最低3回は巡ってきている人ですね。

髪の毛の成長と比例して、あまり目立たなかった無駄毛も、新芽のような生命力を見せ始めました。そろそろ、ほったらかしのままだとまずい状況です。でも、ずーっと、やらずに済んでいたので、処理をするのがおっくうです。いわゆるさぼり癖ってやつです。子供の頃、さぼり続けてとうとういかなくなった水泳教室やそろばん塾のように、このままやめてしまえたら、どんなに楽でしょう。

でも、近々、美にうるさい友人達と韓国に行くんです。しかも、「今回はアッパークラスの旅をしよう」ってことになっているのです。韓国の高級垢すりで、余計なところに毛を生やしていたら、他人のふりをされそうです。それも悲しいので、それまでには(すぐやらんのかい?)、なんとかしなくては。

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癖というか

つい、うっかり、無意識のうちにやってしまう行為ってあります。
癖のようなもの。
先日、ランチを共にした友人に指摘されたこと。
「ねぇ、ズラに指を突っ込んで頭をかくのやめなよ。知らない人が見たらびびるよ。」

知らないうちに、へんな癖が身に付いていたようです。


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人による

月1のホルモン注射も今回で8回目。残すところあと16回。やっと3分の1が終わったという計算になります。この注射は担当の医師ではなく、空いている看護師がやってくれるので、毎回違う人。

今回、注射後に「腹筋に力を入れてみてください。痛くないですか?」と、初めて聞かれました。場合によっては、皮下投与した薬が筋肉にあたって痛むことがあるらしい。
「内出血しないようにガーゼで圧迫しますね。」と説明されたのも初めて。
いつも厚さ3cmくらいのガーゼを上からテープでとめるのですが、「こんなに厚みがあると、ズボンのチャックがしまりません」って感じで大変なのです。内出血を予防するためだったとは知りませんでした。

そして、最後に、その看護師は、「この治療に関する資料はごらんになっていませんか?」と、見たこともない小冊子をくれました。見ると、ホルモン注射に関するさまざまな情報がわかりやすくまとめられています。
まったく、最初に頂戴!って感じの資料です。「お風呂も控えてください」とか書いてあったけど、毎回入っちゃってたよ。

対応する人によって左右されることって多いですよね。
この前、飛行機の便をどうしても1つ前の便に変更してもらいたくて、カウンターでお願いしてみたところ、一方のお姉さんは、「できません」の一点張り。どうしても前の便に乗りたければ新たにチケットを買えと言います。ところがそのやりとりを見ていた隣のおばさま係員が、変更の手続きをしてくれたのです。
何かを交渉するときは、若い人は権限がないので、年配の人と話をするのがよいですね。

でも、アメリカのホテルで、使えるはずのクーポンが使えないと言われ、「上司と話をさせろ」と言ったら、引き出しから銃を出されるような素振りをされて、逃げたこともあります。お国柄も考慮しないとだめですね。

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不毛な一日

高周波を使ったサーマクールという若返り術に興味を持って、美容クリニックに話を聞きにいってみた。カウンセラーの話だと、自分自身の皮膚のコラーゲンを増やし、ハリのある肌を再構築できるらしい。話を聞いているうちに、やってみたい気持ちがムクムクと膨れ上がり、カウンセリングが終わる頃には、やる気満々になっていたのだが、最後の最後に「悪性腫瘍の人は禁忌」と言われ、あえなく玉砕。細胞を活性化する関係で、万が一悪性の細胞が活性化してしまっても責任がとれないからという理由だった。というわけで、長々と時間を費やしたカウンセリングは無駄になった。ちっ。

気分を変えて、その足で、カメラを片手に街をブラついてみる。4月と5月に立て続けに写真展に出展するため、その作品撮りをしなくては。新宿から代々木、原宿、表参道まで写真を撮りながら歩き、そこから電車を乗り継いで浜松町へ。貿易センタービルの展望台に登って、夕焼けに染まる富士山と東京タワーを写真におさめてみたところでカメラが故障した。さんざん撮った写真がすべてパーになった。

収穫ゼロの午後。号泣。

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「前向きにポジティブに」

乳がんドラマ「87%」が最終回を迎えました。
このドラマから私が受け取ったメッセージは、「前向きにポジティブに」。
再発を恐れずに、前向きにポジティブに、穏やかな気持ちで一日一日を過ごしていれば、そのうちに新たな治療方法が見つかってガンも恐るるに値しない病気になるかもしれないというようなことです。

ところで、一緒に最終回を見ていた夫がひとこと。

「俺って、もっくんに似ているよなー。」

「はぁぁ?どのへんが?」という私の突っ込みに、

本人いわく、「かっこいいところ」だと。

彼なりに、ドラマの「前向きにポジティブに」というメッセージを受け止めたのかもしれませんが、ちょっとポジティブ過ぎちゃってます~。

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結果報告

今日の関東地方は、また雪がちらつきましたね!
うちの庭の菜の花は、寒くて地上に出てくるのが嫌なのか、ものすごーく短い茎の状態で花を咲かせています。これじゃぁ、お浸しにもできません。
さて、先日の大雪の際に割れてしまったウチの車の窓の件ですが、どうなったかと申しますと...。

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話は、大雪の降った先々週の金曜日にさかのぼります。
あれから都庁に電話をして事情を話したところ、被害にあった道路は新宿区の管轄なので新宿区に電話をしてくれと言われ、「あー、やっぱり、たらいまわしにされるだけされて、どうにもならないのねぇー」と半ばあきらめつつも新宿区役所に電話をしてみました。

適当にあしらわれたらどうやって食い下がろうかと考えていたのだけど、意外にもすぐに担当者が状況を把握しに駐車場まできてくれました。何枚か証拠写真なんかも撮ったりして。ただ、前例がなく、どう対処すればよいかわからないので、とりあえず区の法務部と協議しますということで、その場はおしまい。

そして協議の結果、なんとなんと、新宿区が、修理代を全額負担してくれることになったのでーす!バンザーイ!

なんでもあきらめずに行動してみるもんだなと改めて実感。
これから、自分の病気がどんな形で暴れだすか不安だったりする私なんだけど、何があっても「あたってくだけろ」の精神で立ち向かってやろうと思えるきっかけにもなりました。

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今度はマイカー通勤

朝、起きたら大雪。
「目覚めて雪だったら、仕事する発想はなくなりますよね」という朝のテレビ番組のコメンテータに同意しながらも、来週スノボードツアーのために会社を休む私は、どうしても今日は仕事に行かねばならないのだった。
しかし駅まで歩く根性すらない。今日はロマンスカー通勤どころか、マイカー通勤をすることに。

雪道のドライブを問題なくこなし、「さぁて駐車場に入ろうか」という時点で、信じられないことが起こった。
上空から雪の塊がフロントガラスにどさっと落ちてきて、その衝撃で、ガラスにくもの巣のようなヒビが入ってしまったのだ。たぶん、街灯の上から落ちてきた雪の塊と思われる。

フロントガラスの修理って、どうすればいいの?
だいたい、いくらかかるの?

自分の不注意による出費ならあきらめもつくが、何の落ち度もないのに大枚をはたくのは悔しすぎる。
なので誰かのせいにしたい!
こうなったら、都庁に苦情の電話をしてみるか。
「おたくの街灯の管理不行き届きのせいでウチの車が.....」

無理があるのは百も承知だが、やってみなくちゃわからない。
交渉結果についてはまた後日。

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ロマンスカー通勤

NEC_0086風邪を引いて体調がいまいちだったときに、「一度だけ」と思ってロマンカーに乗って会社に行った。新宿までたったの20分で運んでくれるロマンスカーは超快適!!それ以来、その快適さが忘れられず、病み付きになってしまった。

もちろん、ロマンスカーに乗るには、特急券が必要。「そんな贅沢をする余裕はないはず」と知りつつも、混雑した電車に立ったまま40分揺られることを思うと、ついつい、なけなしのお小遣いをはたいて特急券を買ってしまう。券売機に並ぶ必要がなく、携帯電話を使って特急券を購入できてしまう手軽さも、この贅沢通勤に拍車をかけている。

それでなくても、高校生並みの私のお小遣い。このままだと、友達とご飯を食べに行く余裕すらなくなってしまう。ロマンスカーにも乗りたいし、友達とも遊びたい。どうにか一挙両得を狙えないものか。うーん。

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医療費控除の申告

確定申告の時期到来。
去年の我が家の医療費は莫大なので、医療費控除の申請をするべく税務署へ。

...っと、その前に、資料をそろえなくては。
医療費とそれにかかった交通費の詳細がわかるように表を作って...。
いざ印刷という段階で、プリンタのインク切れという事態に遭遇。
あーん、買いに行ってる時間ないしー。今日中に税務署行きたいしー。
どうすれば、今すぐ、このExcelの画面を紙の媒体にできるのか?

あ、そうだ。
最近、産休に入ったばかりの保育園ママ友が近所にいるんだった!
彼女にデータを送って、プリントしてもらおう!
名案だと思ったのに、電話がつながらず断念。

そうだ!このパソコン経由で、うちの番号にFAXしてみよう!
よくわからないけど(っていうか当たり前?)、エラーが出てこれも失敗。
旦那の携帯に電話してもつながらないし、結局、仕事中の元会社の同僚にメールでデータを転送して、彼女の会社からうちにFAXしてもらって事なきを得た。

それにしても、1年間の医療費の総額が、きゅ、きゅ、きゅうじゅうはちまんえん!
このお金があったら、シャープのいちばんでっかい液晶テレビが買えたのになー!

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あほあほ

今日は、ホルモン注射と検診のため病院へ。
ハンサム先生に会うのは久しぶり。前回の診察から今日までの間に新たな質問がいっぱい湧き出てきて、あれもこれも聞いてすっきりしようと思っていた。

まずは、先月やった超音波検査の結果は異常なしとのこと。ほっ。
ほっとした後の私の質問第1問目は、「87%、見てます?」
ハンサム先生は、水曜日は特に忙しくて、ドラマを見れるような時間にはなかなか帰宅できないらしい。
「いやー、あれを見てると、ハンサム先生ともっくんを重ねてしまって...」
「うん?僕がもっくんに見えてくる?」
「いえ、それは、ありえません。だって、もっくんは、患者のことを心配して家まで来てくれちゃうんですよ!」
「でも、実際、僕が家まで行ったら、コワイでしょ?」
「確かに。あはは。」

ため込んでいた数々の質問は何一つしていないことに気が付いたのは病院をあとにしてから。あほだ。ドラマの話で盛り上がっている場合ではない。次にハンサム先生に会える5月まで、質問がおあずけになってしまったではないか。

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指を切った!

切れない包丁で固いパンを切っていたら指が滑った。かなり体重をのせて力を入れていたので、ざっくりと指が切れてしまった。

怪我をしたときの我が家の方針は、消毒しないこと。きれいな水で傷口を洗ったら、水気を拭いて、あとは ハイドロコロイド素材のバンドエイド(普通のバンドエイドではだめ)で密封して数日間放置する。消毒液を使って消毒したり、ガーゼを交換したりなどは、一切しない。

これは、乳がんの手術をすることになっていろいろとサイトを彷徨っていたときに、たまたま知った閉鎖療法という創傷治療法なのだが、私にとっては、とても斬新だった。

要は、すり傷や切り傷が「ジクジク」してくるのは、体がその傷口を治そうと必死になって頑張っている証拠で、この「ジクジク」にこそ、傷を治す成分がたくさん含まれているのだから、この成分を消毒したり、ガーゼでふき取ったりしてはいけないという理論である。また、傷口を密封することによって、治癒に最適な湿度、温度、ペーハーが保たれ、この方が痛みもなく、綺麗に早く治るという。いいことずくめなのだ。

これを知ってから、私ではないが、夫が二度ほど、この方法で傷を治している。
一度目は火傷、二度目は指をはさんでかなりえぐれてしまったような傷だったのだが、どちらの傷も今は跡形もない。
その効果を目の当たりにした私は、すっかり閉鎖療法の信者になってしまった。
傷口を密封していると、「ジクジク」の成分がどんどん溜まって被覆材(ハイドロコロイド素材のバンドエイド)がぷっくり膨れてくるのだが、それがなんだが楽しみになったりする。

詳しく知りたい方は、こちらのサイトをどうぞ。↓
あ、でも写真つきでかなり詳しい部分もあるので、妊婦や心臓の弱い方はやめておいたほうがいいかもー。
http://www.wound-treatment.jp/

ハイドロコロイド素材のバンドエイドについて、詳しい説明は↓にあります。
http://www.wound-treatment.jp/next/wound208.htm

ここ↓を見ると、サランラップを代用できるようです。
http://www.wound-treatment.jp/next/wound245.htm

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温泉デビュー

うほほ。
明日からの3連休を利用して、北陸地方にカニを食べに行ってきまーす!
予約したのは、カニ三昧の宿。どんなごちそうにありつけるか楽しみ。

温泉もまた楽しみ。
そういえば、乳がんの手術をしてから、パブリックなお風呂に入るのは初めてだな。
何が心配って、このヘアスタイルで女風呂に入って、男に間違えられないかが心配だわ。

jiga...って、この絵じゃ、女どころか、日本人にも見えましぇーんっ!

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乳がんは乳がん

この病気になって、初めて知ったことがたくさんある。
そのうちのひとつが、「乳がんは乳がん」ということ。

乳がんは、肺や肝臓、骨などに遠隔転移しやすいがんだと言われているが、肺に転移したら「肺がん」、肝臓に転移したら「肝臓がん」になるのではなく、どの臓器にあっても、原発(転移元)が乳がんである限り、乳がんなのだ。
そして、治療も肺がんや肝臓がんのものではなく、乳がんに効くとされるものが施される。

これを知ったとき、私は、「へー」ボタンをひたすら押したい衝動にかられたのだけれど、私が無知なだけなのかしら?


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おやじな私

「おやじギャル」という流行語を生み出した漫画家がガンで亡くなったことがニュースになっている。まだまだこれからという年齢の人が小さい子供を残してガンで亡くなるというような話を耳にすると、どうしてもドキッとしてしまう。そして、普段はあまり気にしていない自分の75%という生存率を考えてしまうのだ。
落ち込むことは避けたいので、なんとか気分転換をしなくては...。

...と、そこへ、飲み会のお誘い。
考え方も性格も、そして、飲みっぷりも、とても男らしい友人グループ(ちなみに全員女性です)からの誘いだ。
女らしい点を挙げるとすれば、「宝石好き」なところくらいだろうか。
その中でも唯一、宝石を買うようなお金があったらカメラの機材を購入してしまう私は一番男らしいのかも。
ウェディングドレスを試着もせずにネットで買ったことを「男らしい!」と絶賛されたこともあるんだった...。
あー、それに、露天風呂の岩の上に仁王立ちで涼んでいたことも逸話になってるんだった...。
もしかして、こんな私って、「おやじギャル」も真っ青の「おやじ」?

さて、飲み会は明日。
「今回は女の子らしいお店を選んだので、とりあえずみなさん女装してきてください」という指令も指令だが、それに対して「スカートは持っていない!」、「明日は寒い!」などと言い訳もすごい。

とにかく、ちょうどいいタイミングで楽しく気分転換ができそうですわ!オホホ。

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ホルモン注射

月1回のイベントとなったホルモン注射を受けてきました。
ハンサム先生が「切れ味がいい」と表現する太い注射針は、こんなんです。
NEC_0015NEC_0016
ちょっと見づらいかもしれないけど、コイルのようなバネの中にあるのが、針です。

おなかの肉をつまんで、この太い注射をします。
怖くていつも固く目を閉じているので、想像なのですが、注射というより、何かをパチンと発射しているような感じ。
すると、鉛筆の芯のような薬がおなかに埋め込まれて、それがじわじわと1ヶ月かけて溶けるのです。

看護師の話によると、贅肉がない人ほど針が入りにくく、痛みを訴えるらしい。
私がほとんど痛みを感じないで済んでいるのは、立派に成長した贅肉たちのおかげ。
ずーっと憎らしいと思っていたけど、初めて、贅肉に感謝しちゃいました。

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しまった!

北海道スキーツアーに誘われて2つ返事でOKしてしまった。
今回、私をスキーに連れてってくれるのは、「友達の友達はみな友達」的なノリでその輪がどんどん大きくなり、老若男女入り乱れた、もとい、入り交じった雑多なグループである。

年齢もさることながら、職種もさまざま。
それこそ、「笑っていいとも」でテレフォンショッキングのパネルに使う写真を撮ったりもするカメラマンを筆頭に、有名アイスクリームチェーンを展開する会社の社長婦人、武道館でライブをやったこともある元芸能人、「サザエさん」の筆頭スポンサーである大企業のOLなどなど、実にバラエティ富かである。
キャラクターもユニークなお方揃いで、楽しいツアーになること間違いなし。
今からとっても楽しみだ。

が、ふと、思い出した。
私はスキーではなく、スノーボードをやるつもりなのだが、その滑りは、ハデハデに転ぶのが特徴で、転ぶたびに、ゴーグルやら帽子やら、とにかく持ち物のすべてが辺りに飛び散るのだった。ズラが吹っ飛ぶのは必至だ。

ゲレンデで髪の毛の束が飛んできたら、ホラーだよね。
雪まみれになったズラを、再び整えてかぶる勇気も余裕もないしな。
困ったな。
抗がん剤の治療を終えて、ハゲ頭を脱却したとはいえ、まだまだ磯野カツオのようなヘアスタイルだぞ。

スキーツアーまであと1ヶ月。
私の地毛デビューは思いもよらない速さで訪れる気配です。

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先日、友人の4歳の息子が亡くなったという悲しい知らせを受けた。
生まれつき心臓が悪かったものの、幾度もの大変な手術を乗り越え、今年の年賀状の写真も元気に笑っていたのに。

そして、昨日、別の友人のお父さんがガンで亡くなったという訃報を受けた。今日が誕生日だったらしい。

愛する人を失う悲しみやつらさは、同じ体験をした人でないと、分かち合えないことだろうと思う。
こういうとき、何もできない私は無力だ。

それでも、自分を愛してくれた人の魂はいつまでもそばにいるよと言ってあげたい。
それを実感できる日がくるって、少なくとも私は信じている。
もしも、私が死んで体がなくなってしまったとしても、魂だけは、愛する人のそばを絶対に離れないつもりでいるから。

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風邪っぴき

息子から風邪をもらったようだ。鼻がつまってかなりだるい。

乳がんを告知されてから、半年以上たつが、初めての風邪である。
治療で免疫力が落ちているから感染症にならないように、かなり気を張っていたのだろう。
息子が保育園から風邪をもらってくることはしょっちゅうだったが、今まで決して私に移ることはなかった。
ところが、抗がん剤と放射線治療の山を超え、一段落したところでこのザマです。
途端に気が抜けちゃったのかなー。
「病は気から」とは、よくいったものです。

とにかく、すっかり元気になっている息子を保育園に連れて行くため、ティッシュを鼻につめ、マスクをして出かけた。
途中で、近所の奥様に出くわして、あやうくマスクをはずして挨拶しちゃいそうになっちゃったよ。
鼻からティッシュの姿なんて、抗がん剤で毛がない頭より恥ずかしいってば。

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他の理由で

乳がんをテーマにしたドラマ、「87%」を見ていると、自分の体験と重なって、いろんなことがよみがえってくる。

最初に告知を受けたときは、病気について無知だったせいもあって、
「切れば治るんでしょ」くらいに軽く受け止めていて、冷静だった。

それから精密検査を受け、リンパ節に転移があると言われたときは、病気のことをいろいろ調べて深刻さを理解した後だったので、さすがに涙が溢れ出てきた。
そのとき、私の担当だった女医さんは、一緒に涙を流してくれたのだった。
手術は「この人にお願いしよう」と思った。

医師にとっては大勢の中の一患者であっても、患者にとっては、たった一人の先生。
その辺の温度差を感じることなく、徹底的に信頼できる関係を医師との間に築きたいものだ。

それにしても、ドラマでは、医師役のもっくんがかっこいい。
ドラマの終盤に、「乳がんで人が死ぬのを見たくない。もしも死ぬんなら、他の理由で死んでください。」
と言ったもっくんのせりふに、「はい。」と思わず返事しちゃいました。

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放射線治療終了!

終わった!終わったよ。全25回の放射線治療!

何が嬉しいって、お風呂にゆっくり浸かれることかな?
「?」って思う人も多いでしょうが、今までは、お風呂に入るのも気がきじゃなかったんです。
何せ、放射線のデザインとやらで、マジックでくもの巣のような模様をおっぱいに描かれていたんですから。
それが消えないように、「お風呂では洗わないでくれ」とか「タオルで強く拭かないでくれ」とか言われていたのです。

「これでゴシゴシ洗える!一気に洗い落としてやる!」
って思っていたのですが、そんな私の思いを見透かしたように医師は言いました。
「放射線の影響で皮膚が弱くなっているので、無理に擦ったりしないでくださいね。」

この模様が消えるまでのもう少しの間、パブリックな浴場はおあずけです。
刺青と間違えられても困るしね。(ま、こんな変な刺青を入れる人はいないと思うけど。)

あぁ、それにしても、また一山超えた気分だよ。
残るは、月1回のホルモン注射(2年)と、毎日飲む経口薬(5年)、それと定期健診ってとこです。
ふぅ。

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免疫の話

どんなに健康な人でも、私達の身体の中には、一日六千個のガン細胞が生まれているという。
だけど、ガン細胞は生き延びていくのがとても弱い細胞なので、免疫力などによって自然に消滅してしまう。
それを毎日毎日繰り返しているらしい。

ところが、身体の抵抗力が落ちている時は、その隙間をぬって、ガン細胞が生き延びてしまい、それが大きくなって、ガンという病気になってしまうのだ。

顕微鏡にも移らない微細なガン細胞なら、免疫によってやっつけることができても、目に見えるほどの塊になってしまうと歯が立たない。さしずめ「焼け石に水」といった状態だろうか。

だから、ガン細胞を育てないように、免疫力を高めることが大事。
ガンなんて、交通事故でいうところの「もらい事故」のようなもので、予防なんてできないものと思っていたけど、そうでもないようだ。
免疫力を高める生活をすると同時に、発ガン物質をなるべく体にとりこまないことによって、発ガンのリスクは減らすことができるのだ。

そういうわけで、今後は、自分がガンになってから、再発予防のために取り組んでいることを、ぼちぼち小出しにしていきたいと思います。

さて、今日から乳がんのドラマが始まります。
当事者の私としてはどんなドラマなのか興味津々。
ドラマを楽しみにするなんて、久しぶりです!

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A Happy New Year!

あけましておめでとうございます。
お正月はさすがに病院もお休みなので、コタツでまったりしながらも、
「一年の計は元旦にあり」ということで、今年の抱負などを考えてみました。

ただのつぶやきになっているこのブログを、もう少し世の中に貢献できるものにしてみよう!

この病気にならないための警告や、同じ苦労を味わっている人々の助けになるような情報など、乳がんになってしまったからこそできる情報発信をしていこうと思います。

3日坊主の私に続くのか?
こんなところで、発表などしてしまって、実行されないときにはよい笑いものだぞ!

不安もいろいろありますが、私の場合、自分を窮地に追いやらないと、なかなかエンジンがかからないのでこれでよいのです。
まぁ、今まで通り、温かく見守っていてください。

さて、昨年は、個人的にも社会的にも笑えないことがいろいろありました。
今年はもっともっと笑顔の多い年となりますように。

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どうなってるの?

もぉもぉもぉもぉーっ!
...って、牛じゃありません。怒っているんです。
なんか、私、いつも怒ってる?
だって、だって、どうなってるのー?

今日の放射線照射は15回目のはず。
なのに、伝票には14回目ってなっている。
私の勘違いかなーと思って、前回の伝票を見てみたら、そこにも14回目って書いてある。
前回も14回目、今回も14回目。そんなことあり得ないじゃん!

このままいくと、予定より1回多く、照射しちゃうことになるんじゃない?
放射線って、照射量を誤れば、命にかかわるんじゃないの?
総照射量って、万が一、再発したとき(考えたくないけど)には、追加照射がどこまで可能かを決定するための重大な要素になるはずじゃないの?

こんな大事なこと、病院側でダブルチェックして欲しいわよ!
どういうことなのか、明日、とっちめてやるっ!

今日の教訓!
治療は医者任せではいけません。自分でもダブルチェックを!

NEC_0041

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メリークリスマス!

NEC_0038いつものように病院へ。
いつものように照射を終え、いつものように会計用の書類を受け取ると、いつもとは違うオレンジ色の封筒が紛れていた。

なんと、病院からのクリスマスカード。粋な計らい。
憂鬱になりがちな病院で、気分がほっと安らぐ出来事でした。

ところで、放射線も今日で14回目。
日焼けのように、だんだん色が濃くなってきました。
痛くも痒くもない放射線治療。でも、確実に何かが起こっているようです。

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病気の子ども

NEC_0022放射線科の待合室の片隅に、小さなクリスマスツリーが飾られている。
そのツリーに、子供が作ったと思われる手作りの大きな飾りがぶら下がっている。
院内学級の生徒が作ったのだろうか?

院内学級と言えば、以前、仕事で、文部科学省の監修のもと、難病で長期治療を必要とする子どもを励ますインターネット・コンテンツを作ったことがある。院内学級に通う子ども達も対象だった。
それは、自分の病気について理解するほか、治療や生活に対する不安や不満を少しでも取り除くことを目的とする内容だった。

大学病院の医師や関係者に何度も取材を重ねた上で分かったことは、気持ちを受け止めてあげるということがいかに大事かということ。

例えば「心配だよ。」と打ち明けられたら、安易に「大丈夫」と励ますのではなく、「そうだね、心配だよね。」といったんその気持ちを受け止めてから適切なアドバイスをするということが要求される。あるいは、「サッカーがしたいんだ!」という子どもに、「だめ」とただ言うのではなく、「そうだね、サッカーはすごく楽しいものね。」と受けとめてから、「でも、もう少し元気になってからにしよう。」と伝えるといった感じ。
久々に思い出して、そのコンテンツにアクセスしてみた。

a

b

あの頃の私は、健康保険を払うのがもったいないと思うくらい病院に縁がなく、元気ぴんぴんだったので、「そんなものかな」という程度に受け止めて、御上の言う通りに製作していたのだけど、病気を体験してから見直してみると、実に良くできているなと我ながら感心する。気持ちを受け止めてもらえると、なるほど、ほっとする。子ども用のコンテンツだけど、大人の私も十分励まされる。「言いたい気持ちは、我慢しなくて伝えていいんだよ。」というメッセージも、なんだか、じーんとくる。

このコンテンツには、同じ病気の子ども同士を結ぶコミュニケーションの場も提供されている。「活用されているのかな?」と不安な気持ちでのぞいてみたところ、たくさんの子どもたちが利用して励まし合っている様子だった。

自分が病気になった年齢も「若過ぎる」と神様に文句を言いたいところだが、世の中にはもっともっと小さいたくさんの子ども達が病気で苦しんでいることをあらためて思う。
そんな子ども達のもとにも「サンタクロースが幸せを運んでくれますように」と願わずにはいられない。

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宝くじ

IMG_3680年末ジャンボ宝くじを買いました!
まぁ当たることはないだろうと思いつつも、当たる可能性がゼロなのも楽しみがないので、毎年わずかな金額を投資している。
わずかとは言え、その投資額は悩むところであるのだが、治療に1回行ったと思えば、安いものだ。

治療がいろいろ重なったときなど「6万円」とか言われて焦ったこともある。

「そうだ、そうしよう、治療に行ったことにしよう」と、いつもより少し多めに購入した。(と言っても60枚だけど)

一説によると、宝くじは、人通りの多い場所で買い、黄色い布に包んで家の北側の静かな場所に保管しておくといいらしい。

我が家の北側といえば、トイレ。
さっそく、黄色い風呂敷に丁寧に包んで、トイレの窓辺に祀りました。

さぁ、トイレで、ウンがつくか、それともウンが流れてしまうか、結果は大晦日に発表です!

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私の苗字

私は、とてもめずらしい苗字の持ち主である。
結婚して現在の苗字になったのだが、初対面の相手には、大抵、驚かれる。

今日も放射線技師の一人に「めずらしい苗字ですね。どちらのご出身ですか?」と聞かれた。
放射線科に通い出してから、この質問は3度目だ。

乳腺外科でも、入院中の病棟でも、採血室でも、同じような質問をされるたびに、
「主人は湘南ですが、主人の父は北海道の出身で、でも、先祖をたどると富山らしいです。」
と答えてきた私。

もちろん「湘南です。」と、ひとことで終わりにしてもいいのだが、湘南出身であることがこの苗字と結びつかないことは明白なので、律儀な私としては、どうしても全部説明したくなってしまうのだ。

でも、さすがに面倒になってきた。
「夫湘南、義父北海道、先祖富山」と、カルテの片隅にでも付け足しておいてって感じです。

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万歩計

待合室からとても重厚なドアを抜け、さらにL字型の長い通路を抜けた奥まったところに放射線治療室はある。
誤っても放射線が外に漏れないように工夫されているのだろう。
放射線技師はその通路を頻繁に行ったり来たりしながら遠隔操作を行うのだが、一日に換算すると、かなり歩くことになるはずだ。
「万歩計でもつけて実験してみて欲しい」と密かに思っていたのだが、ふと、ある放射線技師の腰のあたりを見ると、何やら万歩計のような計測器が付いている。
よーく見ると、別の技師も、そのまた別の技師も、みんな胸元などに、同じ計測器を付けているではないか!

「やっぱりねー、みんな、万歩計を付けて実験したくなっちゃうはずよねー!」なんて、
技師達が私と同じ発想をしてくれていたことが妙に嬉しい私であった。

その日の夕飯のとき、「あー、明日も被爆しに行くの気が重いなー。」と、ポツリと旦那にこぼすと、
「被爆量は気になるよね。被爆量を測るバッジは患者にはくれないの?技師はみんな付けているはずだけど。」と言う。

ん?
被爆量を測るバッジ?
え?

技師達が付けていたのは万歩計じゃなかったことを悟った瞬間でした。

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じんましん

私は、昔から、疲れたり、寝不足気味だったりすると、右腕の決まった場所に、蚊に刺されたようなじんましんがポツンと1つできるのだ。
今までは、たいして気にしていなかったものの、最近は「もしかしたら、これもリンパの流れやガンと関係があったのでは?」と思わずにはいられない。
そして、昨日、放射線の影響なのか、手術跡のすぐ横に、まさに、それと同じじんましんがポツンとできているのを発見してしまった。
「やっぱり何か関係があるに違いない」と確信した私は、早速、放射線担当の医師に聞いてみた。

でも、「乳がんとは関係ない」とのこと。今まで、そんな訴えをした患者もいないらしい。
「じゃぁ、なんなんでしょうねー、コレ。」と疑問が晴れない私の質問に、
その医師は、「よく分からないけど、大丈夫です。」と返事をした。

「よく分からない」くせに「大丈夫」と言える根拠こそ、私にはよく分からない。

ここはひとつ、食い下がって議論したいところなのだけど、医師の逆鱗に触れて、わざと放射線照射量を間違えるような意地悪をされると命にかかわるので、ぐっとこらえました。
長期治療は、医師との関係も大事です。

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インフルエンザ

抗がん剤の治療をすると、白血球の値がぐーんと下がる。
8000ほどあった私の白血球も3200まで落ち込んだ。
「感染症に気をつけないと大変なことになる」と脅かされ、普段は絶対やらないインフルエンザの予防接種をうけようかと主治医に相談してみたところ...。

「抗がん剤投与をしていると、ワクチンが効かないことがある」と言われてしまった。
効くかもしれないし、効かないかもしれないということだ。

いつも思うのだが、なににつけても、白黒はっきりしない表現をする。
どこかに逃げ道を残しておきたいからなのか、「絶対」というのがないのだ。
患者としては、表現の曖昧さにどう対処したらいいのか困ることがある。

天気予報の降水確率と一緒だ。10%だろうが、30%だろうが、そんなのどうでもいい。
要は、「傘を持っていく必要があるのか、ないのか、ふたつにひとつ、どっちなんだ?」ということだ。

そういうわけで、
「私は、インフルエンザの予防接種を受けるべきか、否か、どっちでしょう?」と単刀直入に切り出してみたが、
「それは、患者さんの考え次第です」と、また、うまく逃げられてしまった。

こうなったら、YES/NO形式で答えられる質問で攻めるしかない。
「インフルエンザの予防接種をしないで、後悔した患者さんはいますか?」

答えはNOということで、後悔した人がいないのなら、無駄になるかもしれない注射はやらないことに決めました。

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「私の5年生存率」

1月から乳がんをテーマにした新ドラマが始まるらしい。
題して「87% ―私の5年生存率―」

このドラマは、「初期の乳がんが見つかった6歳の息子を持つシングルマザー(夏川結衣)が、乳がんで最愛の妻を失った町医師(本木雅弘)と出会い、ともにがんと闘うというストーリー。」ということらしい。

ふーん、87%かー。
ちなみに私の場合、5年生存率は75%くらいと言われています。
4人に1人は、5年以内に死んでしまうということです。
この75%の中に入れるよう、治療が続いているわけですが、果たして私が75%の中に入れるのか、再発して25%の人になってしまうのか、今の段階では、神様しか知り得ません。

さて、話をドラマに戻しましょう。

このドラマ、制作サイドは、
「一人の女性の生き方を描きながら、もしがんになったら、どうすべきなのか、医学、精神の両方の情報も提供していきたい」
としているので、乳がんがとり沙汰される昨今、女性必見のドラマかもよ。
私も見ようっと!

来年1月12日、水曜、夜10時スタートです。

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放射線治療開始

先週、副作用死のニュースにおびえながらも、最後の抗がん剤投与を終えました!
おわった、おわった、やれやれだー。よくがんばった。
支えてくれた家族にも感謝。
いろんな思いを込めて、「ぷち祝賀会」と称してお寿司を食べに行ったよ。

で、一息つく間もなく、今日から放射線治療が開始されました。
放射線は別の科なので、初診扱い。
受付で、「今日は、初診なので、ちょっと時間がかかります」と言われる。
次に仕事が控えている私としては、時間が気になったので「ちょっとってどのくらいですか?」と聞いてみた。
すると、「さぁ、それは分かりません。」とにべもない返事。

乳がんになってから、なるべくストレスはためないように心がけている私としては、ここでキレておきました。
「’ちょっと’って言っても、人によって感覚はずいぶん違いますよねっ、ちなみに私の’ちょっと’は3分ですからっ。」
そしたら、「一時間くらいはみておいてください」だって。
はじめからそう言えばいいのよ。ぷんぷん。

何はともあれ、第1回目の照射を終えました。
これから、毎日、病院通いです。

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抗がん剤で副作用死

「抗がん剤「タキソール」で副作用、6人死亡」って、ニュースの見出しにあったけど、
このニュースは、ひとごとではないぞ。

「まさに、私が投与されている薬ですからぁーーーー!ざんねんっ!」(ギター侍風)

って、残念じゃ済まされないよ。
「消化管壊死(えし)や腸管閉そくに陥り・・・」だって。怖いよー。
もう、3回も投与しちゃったよー。

とか言いながらも、「きっと私は大丈夫」って、根拠のない自信のある私は、
また来週もこの薬を投与されに行ってきまーす。

ほんとにいいの?

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ズラカット

昔、ファッションで使っていたズラが、流行おくれのスタイルで使えないので、
カットしてもらいました。

カット前

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カット後

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2つ目のズラは、「金八先生」風。
カット前

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カット中

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カット後

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すっきり。

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ライブ

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綾戸智絵といえば、パワフルなおばちゃんジャズシンガー。
乳がん体験者でもある彼女の元気をもらおうと、デビュー7周年記念のビッグライブに行ってきました。

友人と待ち合わせして、いざ会場へ。
「ねー、ガン闘病中の事情を話して、握手してもらおうよ。きっとパワーをわけてもらえると思うんだよね。」と友人。
「そうはいっても、小さなライブならともかく、こんなビッグイベントの大きな会場じゃ無理だよ。」と私。
「だめもとで頼んでみるから、あなたは、もっとガン患者らしくしていて。ちょっと元気に見えすぎるよ。」と私に注文をつけて、ブツブツとセリフの練習をはじめる友人。
そして、その友人は実行に移したのだった。

結果、会場の警備の人から事務所の人に話が伝わって、事務所の人が出てきた。
「今日は特別なイベントで、ゲストの対応にも追われていて、ホント時間がなくてすみません。でも手紙だったら確実に渡せますから。」というのが事務所の人の返事だった。

「わかりました。」と引き下がる私とは対照的に、「この人、こう見えてもハゲなんです。」と、なお、食い下がる友人。
「証拠見せましょか?」と、ズラを脱ぐ羽目になるのではないのかとハラハラしてしまったよ。

コンサートは、トークも歌も楽しめました。
「幸せな日々に、もっと生きていたいという思いが強くなる」というコメントは、元気いっぱいでも、再発の可能性がゼロでないガン患者独特の心情から発せられるもの。印象的だった。

さらに、「足をひっぱられるような嫌なことがあって、手を引っ張ってもらえるような支えがあって、ちょうといいバランスで立っていられる。いいことだけでも、悪いことだけでも、今の自分はなかった。今までの自分の人生に感謝している」とも。

ガンになってしまった自分の人生に感謝かー。私にもそんな風に思えるときがくるかなぁ?

さて、コンサートが終わって、感慨に浸っていた友人が一言。
「ね、やっぱり、もう一度、握手してもらえるかどうか頼んでみようよ!」
「まだ、あきらめていなかったの?」
「今度は、熊本県から来たことにしてさ。」
・・・って、どんな根拠で熊本なわけ?

そうして再アタックしてくれた友人からもたくさんパワーをもらいました。
ありがとう。

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ゴスペル体験

今日は、ホルモン注射のために朝から通院。
仕事を休んだものの、午前中で治療は終わってしまったので、午後の時間を有効に活用しようと、近所のゴスペルクワイアーの活動に体験参加をしてきました。

楽譜もなく歌詞だけ渡されて、あとは、先生の歌を耳コピー。
みんな1回聞いただけで、他のパートに惑わされることなく、忠実にコピーできてしまうのはすごいです。
「好きなパートに自由に加わって」と言われ、「テノールとアルトはどっちが低いんじゃ?」と、基本的なことも知らない私が、ついていけるはずもありません。
ほとんど口パクのような感じなんだけど、熟練の方々に挟まれていたので、すごく上手に歌えた気分。
今日は、海外から黒人の先生を招いての特別レッスンだったらしく、活気があり、とても楽しかったです。

最後に先生を囲んで記念撮影。その写真を地元のゴスペル活動の広報に使うとか。
やばい!子供を保育園に預けている身分の私が、昼間、のんきに歌を歌っていたことがバレてしまうよ。

ところで、写真は本題とは無関係ですが、庭に咲いたガザニアです。
携帯のカメラでも、なかなか綺麗に撮れるものです。

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干物に挑戦

私が病気になってから、我が家では、肉メニューが減って、魚メニューが増えました。
そーんなわけで、洗濯物が乾かなくて大変だったここ数日間も、うちの浴室乾燥は、
こーんな使い方をされていました。
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自家製えぼ鯛のひらきです。
でも、やっぱり、おてんとう様の下に干さないと、だめね。
生臭さが残って、いまいちでした。

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ピッピ

息子の保育園では、小鳥を飼っている。
彼はその小鳥がお気に入りのようで、鳥小屋にへばりついては、「ピッピ、カワイーネー」などと言っている。

ところがだ。
その彼が、食卓にのぼった鳥の唐揚げを食べつくして、ひとこと。
「ピッピ、おかわり。」

もしかして、保育園の小鳥も「おいしそう」という目で狙っているのか?
しかし、彼のこんな発言が、私の免疫アップに大いに役立っているのである。

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西洋イチイの木

あの不気味な赤い色の抗がん剤治療を終えて、5回目から新しい種類の抗がん剤になった。
新しい抗がん剤は、西洋イチイという樹木の皮から作られるそうだ。
この木は、古くから神聖な木として扱われ、日本では天皇がイチイの木を最も位の高い木と定めたことから「一位」という名が付けられたとか。
天皇が即位するときなどに、手に持つお札(?)みたいなのも、イチイの木から作られるんだって。

植物から作られると聞くと、天然素材というイメージからか、体に優しいのではないかという気分になってしまうのだが、抗がん剤は抗がん剤。
今度は、眉毛やまつ毛も抜ける覚悟が必要だとか。(そういえば、今までの抗がん剤では、とうとう無駄毛は抜けなかったな。)
それに、味覚もなくなるらしい。これから食欲の秋が深まるというのに残念だ。

それにしても、地上のありとあらゆる植物の中から、この木に抗がん作用のある成分が含まれているということを、よくもまぁ突き止めたこと。
植物のひとつひとつを地道に研究している人がいるんだろうなー。
一刻も早く、「癌だけイチコロ」の素敵な薬が発見されますように!


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ガン友

ママ友は一般的だけど、私の場合、ガン友までできてしまった。
同じ日に入院して、同じ日に手術した、同じ病気の人。
退院してからも、お互いの近況をたまにメールでやり取りしている仲である。

まったく同じ抗がん剤の治療をしているのだが、吐き気をもよおさない私とは対照的に、抗がん剤を投与してから3日間は吐き気がおさまらずに苦労するといっていた。
そんな彼女からの昨日のメールには、「親指のツメの色が変色しつつあります」とあり、私の副作用って軽いのねーっと思いつつ、眺めた自分のツメに目が点。
だって、紫色になりつつあるんだもん。

言われるまで気が付かなかったけど、確かに私のも変色しつつあったのです。

日ごろから鈍感な私。
同僚が昨日と同じネクタイでいようものなら、真っ先に指摘する人もいるのに対し、私ときたら自分のデスクの横にある日突然大きなプリンタが「どん!」と置かれていても気が付かない次第。
家でも、夫がよかれと、パソコンデスクに蛍光灯スタンドを設置してくれたのに、何日も気づかなかったことも。
こんなに鈍感で、おっぱいのしこりにはよくも気が付いたもんだわーと、われながら不思議に思います。

何はともあれ、つらい思いを共有できるガン友というのは、とても貴重な存在であります。

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ホルモン治療開始

今回、白血球の値がぐーんと下がっていたせいか、4回目の抗がん剤を打ってから、回復に時間がかかったな。
でも、ぼちぼち、元気を取り戻しつつあります。
抗がん剤を始めると、生理が止まってしまうことが多いらしいのだが、私の場合、2週間遅れでやってきた。
私の体が元気な証拠と喜んでいたのもつかの間、ハンサム先生に「生理、止めましょう」と、おなかにブスっと注射をされてしまった。
私の乳がんは、女性ホルモンを餌に育つタイプらしく、生理が来るのはあまりよろしくないらしい。
この治療で、私の卵巣は冬眠状態になってしまうんだって。
これから1ヶ月に一度、おなかに注射をするという治療を2年間続ける予定。

抗がん剤は3週間に一度、注射は4週間に一度、という微妙なタイミングのずれのせいで、病院に足を運ぶ回数が増えるのが面倒だわー。

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葬儀にて

夫の父方の祖母が亡くなった。
90歳だった。
病死とは言え、大往生だよね。

義父は61歳。
葬儀が終わって、「親がいなくなるのは悲しいもんだ」とポツリとこぼしていたけど、
61年もお母さんといっしょにいられたのは幸せだよなー。
おばあさんにしても、息子と一緒に暮らせた61年間は、さぞかし幸せだったことでしょう。

今月末で満2歳の誕生日を迎えるトッシーを眺めながら、
「私とトッシーは、あと何年一緒にいることができるかなー」って、少し感傷にふけってしまったよ。

明日は4回目の抗がん剤投与に行ってきます...。

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ひとごと

先日は台風の影響で関東地方も風が強かったなー。
ヅラ族の私としては、大変です。
強風の日は片手で頭を押さえながら歩いています。
そんな姿をみた夫が一言。
「ゴムつければ?」

幼稚園児じゃあるまいし。
ヅラにあごヒモをつけて歩けるわけがない。
まったくひとごとです。
でも、想像したら笑ってしまった。

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逆襲

うちの息子は反抗期に突入。
本当はイヤじゃないくせに、何をするにも「ヤダヨ!」ととりあえず言っている。
そして自分の思い通りにならないと、まだ言葉が出てこない彼は、その怒りを体で表現する。
最初は、「プッ」と唾を吐くようなしぐさをしたり、机をたたいたり。

それでも知らん顔をしていると、私の弱みに付け込んで、私のヅラを奪いにやってくる。
「あー、それだけは勘弁してぇー、わかったからぁー!」って、私の立場は途端に弱くなってしまうのだ。
家の中でならまだしも、外で彼を抱っこして両手がふさがっているときは、ほぼお手上げ状態。

たとえば、嫌がる彼を無理矢理つれて帰ろうとするときなど、怒って、頭を引っ張るので、ズラが20度くらい回転してズレてしまっていることも。いつかそのうち、ズルっとハゲ丸出しにされる日が来るのではないかと冷や冷やもんです。

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縦割り組織

子宮の定期健診をするようになって、もう5年くらいになる。
最初に検診を受けたきっかけは、同年代の職場の同僚が子宮ガンになったことで、怖くなったからだった。
とはいえ自分は大丈夫だろうと受けた検診の結果が「異形成」。
つまり、ガンではないけど正常でもないということで、定期健診で様子をみましょうと言われ、以後3ヶ月ごとに検診を受けている。

で、今日はその検診に行ってきた。乳がん手術を受けたのと同じ大学病院だ。
そもそも、今回の乳がんだって、いつもの子宮検診の「ついで」に立ち寄ってみた検査のおかげで発覚したのだった。
乳がんの治療によって、子宮ガンのリスクが高まることが知られているので、当然、乳腺外科から婦人科へ私のカルテは渡っているものと思っていたのだが、いざ診察室に入ってみると...。

「お久しぶりです。体調はいかがですか?元気そうですね!」と、実にのんびりした口調で問いかけられてしまった。
「かくかくしかじかで・・・。」と乳がん手術を受けたことを説明すると、
「ありゃ、驚いた!!」「いつですか?」「どこの病院ですか?」と矢継ぎ早の質問。
どうやら、私の乳がん情報は、外科から何一つ回ってきていないらしい。

気のせいか、いつもよりも、念入りに検査してくれたような気はしたものの、最後まで、「そりゃ、びっくりだ!ああ、驚いた!」を連発するセンセイ。

同じ病院なのに、横のつながりがまったくないという事実に、こっちこそ、びっくりだわ!

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抗がん剤

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現在、投与している抗がん剤は2種類あって、そのうちのひとつは、コレ。
なんともグロテスクな色でしょ?
でもって、コレだけは、医師がつきっきりで投与するの。
何でも、点滴がもれたりして皮膚に付いたりすると、その部分が腐っちゃうんだって!!
そんな恐ろしい薬を体の中に入れちゃって、「血管は腐らないのか??」って疑問だわ。

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せっかくだから、噂のハンサム先生の"手"の写真も載せておきます。

"顔"を拝みたい?
よーく写真を見ると、先生の名札に写っているから、それで我慢して!

それにしても、こんな写真を撮って、「抗がん剤の写真を撮っていった明るい患者さんは初めてです!」と看護師さんに大笑いされちゃいました。
明るいというか、こっちとしては、半ばヤケクソなんですけどねっ。

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思い出

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「思い出」というのも大げさなのだけれど、入院していたときに使っていた荷物を整理していたら(今頃)、看護学生が化学療法を受ける私のために作成してくれた手書きのしおりが出てきた。

書かれている内容は既知のものばかりだったけど、パソコン上で無機質なフォントにしか触れていなかった私にとって、色鉛筆でイラストが添えられた手作りノートは、味があって温かくて嬉しかったな。
何よりも、彼女の仕事に対する真剣な姿勢がまぶしかったです。

私にもそんな時代があったはずなんだけど、いつの間にか、「いかにサボるか」とか、「いかに楽をするか」とか、そういう知恵ばかり使うようになってしまっていたからね。

もう必要のない情報なんだけど、捨てるに捨てられず、病理や検査の結果などと一緒にファイリングしました。
彼女も来年の今頃は、立派な看護師になっているんだろうなぁ?

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かぶりもの披露

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先輩からお借りした高級ズラは、20万円近くするらしい。
仕事場などのかしこまった場所には大活躍なのですが、遊びのときはこんな感じです。
これは、100円ショップで買った付け毛を2つ、自前の帽子に安全ピンで留めただけ。格安です。
どぉ?少しは若返って見えるでしょ?

この日は友人と飲みに行ったのですが、帽子のからくりを説明したら、
「でもさぁー、帽子だと、ついうっかり、脱いじゃったりしないのぉ?」なんて聞かれて、
考えたこともなかったけど、ありえるかもしれないと気を引き締めた私です。

でも、酔っ払っちゃったら、勢いで脱いじゃうかもなー!

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ヅラ生活

ヅラ生活もだいぶ板についてきました。
最初は電車の中や、すれ違う人と目が合ったりするだけで、「え?もしかしてズレてる?」なんて疑心暗鬼になったりしていたものですが、慣れとは恐ろしいものです。
今では、毎日、とっかえひっかえいろんなヅラを楽しんでいます。

事情を知っている人とは、「今日は長いね」なんて会話もできますが、何も知らない保育園ですれ違うだけのママや、毎日ランチを買いに行く会社近くのお弁当屋さんの店員さんなどは、「短い」、「長い」、「もっと長い」を繰り返している私のヘアスタイルをどう思っているのでしょう???
「あの人、もしかして三つ子かな?」なんて思ってたりするのかなぁ...。
それよりも、「毎日へアスタイルがものすごく変わるすごい変人がいる」って家庭で話題になってたりして...。
なんて、そんな人々の心中を想像してみるのもちょっと楽しかったりします。

家の中では、もっぱら、丸坊主。
さわり心地がいいらしく、トッシーがよく「いい子、いい子」って言いながら触りにきます。
ズラをかぶると、「ボウシ、カッコイー」などと言ってくれるくせに、トッシーにかぶせようとすると、「コワイ、コワイ」と泣きながら本気で逃げます。
なんでー?


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断髪式

しばらく落ち武者(見たことはないが)のような髪型で過ごしてみましたが、なんだか情けないスタイルだし、抜け毛の掃除が面倒なので、思い切って、トッシーのバリカンで頭を丸めてみました。

丸坊主って、一度は試してみたかったヘアスタイル。
でも、まさか本当に試す日がくるとは...。
生まれて初めて自分の頭の形を確認しました。なかなか、いい形よん。

トッシーとお揃いのヘアスタイルになったら、きっとトッシーとそっくりに見えるだろうと思っていたのだけど、私とトッシーはぜんぜん似ていません。
でも、鏡の中の自分は、どこか見覚えのある顔。
「いるいる、こんなおじさん。うーん、どこかで見たことあるぞ。」と考える。

そして、次の瞬間、ハッとした。
な、な、なんと、私って、毛がなくなってみると、ハゲ頭の実父に瓜二つ。
鏡の向こうから、父親がこっちをのぞいているのかと錯覚を起こすくらい似ていて、クラクラしてしまった。
へんな事実を確認するハメになってしまったよー。

でもでも、丸坊主って、夏は最高に気持ちのよいヘアスタイルだわー。

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外来

外来にて初の抗がん剤投与をしてきました。
ベッドに横たわる私の傍らにハンサム先生が来てくださって、点滴をしてくださるのかと思いきや、
診察室にて点滴の針だけ刺してもらったら、あとは、点滴の台をガラガラと引きずって、自力で点滴ルームまで移動。

点滴ルームには、ソファがいくつか用意されていて、そこに座って点滴がなくなるまで過ごします。
ベッドに横たわって熟睡しようと思っていたのに、意外とお粗末なシステムでがっかり。

それにしても抗がん剤を投与した直後は、なんだかぐったりです。はぁー。


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ヅラデビュー

とうとう、かぶりものナシには外出できないヘアスタイルになってしまいました。
パラパラと毛が抜け始めてから、あっという間の出来事でした。

週末、同じ病気を体験した先輩からヅラをたくさんお借りしてきました。
とにかく、一つあれば十分すぎるくらいなのに、両手に持ちきれないほど、いろんなヅラがあるのです。
その中の1つをかぶって、「どぉ?」と旦那に聞いてみたところ、彼いわく、「ありえない」と一言。

人間としてありえない髪型ってことかと思いきや、癖毛の私には、ありえないヘアスタイルという意味でした。
たしかに、いつもボサボサの私には、ありえないサラサラの髪型。
風になびく、サラサラ感を味わえるなんて、ちょっと嬉しい。
...と胸も躍ったのですが、実際、風が吹くと、ヅラがどこかに飛んでいくのではないかと気が気でなくなり、サラサラ感を味わう余裕など、まったくなかったのでした。

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脱毛

お久しぶりです。
ずっーとブログの更新をサボっていたので、一部の方には、「抗がん剤投与後、病状が悪化したのでは?」という余計な心配をさせてしまったようですが、私は元気です。
抗がん剤投与後、数日間は、手のシビレや全身倦怠感はあったものの、恐れていた吐き気は皆無でした。
日常生活には何の支障もなく、外出もすれば、お酒も飲みます。

そんな矢先、とうとう始まりました。脱毛。
触ると「抜ける」というか、「取れる」といった感じ。
一見、分からないものの、額の生え際とか、耳のまわりとか、上の髪の毛を持ち上げると、中の方は毛がない状態になってきました。
風をなびかせて歩くのもちょっと勇気が必要です。

今のところ、抜けるのは髪の毛ばかりで、「どうせ抜けるのだから」とほったらかしにしている足や腕のムダ毛はぜんぜん元気。引っ張っても、びくともしません。
こっちの方こそ、早くごっそり無くなって欲しいのですけど、なかなかうまくいかないもんですね。

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